梅雨なのにほとんど雨が降らない日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この地域でいうと彦根市の1か月の降水量が53.5ミリで、彦根気象台が観測を始めた明治26年以降、3番目に少なかったということです。
高時川の状況ですが、6月半ばに一旦背切れが解消されたのですが、その後、ほとんど降雨がなかったことから、再び背切れが継続しています。
河川巡視等では、雨をじっと待ってるかのように縮こまっているあじさいが目につきました。
彦根地方気象台によれば、7月は梅雨らしい天気になり渇水のおそれは少ないということですが、万一に備えて日頃から節水を心掛けましょう。
平成26年06月24日(火)の状況
平成26年07月1日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【7月1日】 奥びわこスポーツの森の近くにある池のハスが咲き始めました。

写真 ハス (長浜市早崎町 H26.7.1)
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写真 ハス (長浜市早崎町 H26.7.1)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。