高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成26年07月16日号】


 
 先月までは洗濯物がよく乾いていたのが、今月に入り乾き難くて困っている今日この頃、如何お過ごしでしょうか。
 先日の台風8号の影響で、まとまった雨が降ったおかげで、75日間にわたって断続的に続いた瀬切れがようやく解消されました。
 河川巡視等では、流れが戻った川の中でアユやハスなどをたくさん見かけました。
 梅雨が明ければいよいよ夏本番です!7月〜8月は熱中症のピークになるそうですので、こまめな水分・塩分の補給を心がけ、しっかり予防しましょう。
 平成26年07月08日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成26年07月15日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【7月15日】 水の流れが戻った川の中で、アユやハスがたくさん泳いでいました。
 
アユ
写真 アユ
(長浜市落合町 H26.7.15)
ハス
写真 ハス
(長浜市早崎町 H26.7.15)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。

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