8月になり、ますます暑い日が続いていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
前号で瀬切れがようやく解消されたとお伝えしたのですが、高時川は7月24日より再び瀬切れが発生しています。
河川巡視等では、水量が少なくなった川でコアユやハスなどの魚が大量に死んでいるのを見かけました。
夏休みも残り1ヶ月を切りました。子どもたちが今年の夏を満喫して、たくさんの楽しい思い出を作ってくれるといいなぁと思います。
平成26年07月24日(木)の状況
平成26年08月04日(月)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【7月29日】 浅井三姉妹で有名な小谷城址の近くにある西池では蓮の花が満開になっています。

写真 西池の蓮 (長浜市池奥町、高畑町 H26.7.29)
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写真 西池の蓮 (長浜市池奥町、高畑町 H26.7.29)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。