高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成26年08月19日号】


 
 お盆休みが終わり、子どもたちの宿題の残り具合に頭を痛めている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
 高時川は7月24日より瀬切れが続いていましたが、台風11号の影響による降雨により、8月9日に瀬切れが解消しています。
 最近の河川巡視等では、台風11号以降の頻繁な降雨により、濁った川を見ることが多くなっています。
 夏休みも残り2週間弱となりました。宿題に追われている子どもたちも多いかと思いますが、それだけではなくて去りゆく夏を満喫することも忘れないで欲しいなぁと思います。
 平成26年08月11日(月)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成26年08月19日(火)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【8月19日】 事務所にある柿の木に青い実が膨らんでいました。甘い柿ならいいなぁ。
 
柿の木
写真 柿の木
(長浜市余呉町 H26.8.19)
柿の実
写真 柿の実
(長浜市余呉町 H26.8.19)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。

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