夏休みが終わり、ほっとしている親御さんが多いと思われる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
今年の8月は西日本では5年ぶりに猛暑日がなかったということで、なんとなく夏らしくないなぁと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
高時川は8月9日に瀬切れが解消して以降、適度な降雨があり、瀬切れることなく流れていて、最近の河川巡視等では、魚たちが安心して泳いでいるように感じられます。
2学期が始まり、運動会の練習が始まっている学校もあるのではないかと思います。例年に比べて涼しいように感じますが、いつ残暑が戻るかもしれません。引き続き熱中症には十分にお気を付けください。
平成26年08月25日(月)の状況
平成26年09月01日(月)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【9月1日】 瀬切れの頃とは打って変わって、魚たちが悠々と泳いでいました。

写真 アユ(井明神橋付近) (長浜市木之本町 H26.9.1)
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写真 ニゴイ(姉川大橋付近) (長浜市南浜町 H26.9.1)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。