朝夕の冷え込みが強くなりつつある今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
高時川の状況ですが、瀬切れ日数が平成21年に記録した128日に迫る126日を記録していましたが、台風19号による出水で10月14日に瀬切れが解消しました。
河川の様子ですが、台風18号、19号による出水によりビワマスが遡上していました。ビワマスは落差のある箇所をジャンプして遡上しますが、その様子を撮影し、皆様にご覧いただきたいと思っていますので、ご期待ください。
今年は残暑が短く一日一日冷え込みが進んできている感じですが、体調を崩さないよう、十分お気を付けください。
平成26年10月07日(月)の状況
平成26年10月20日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【10月20日】 台風による出水でビワマスが遡上をしていました。各地で被害をもたらした台風ですが、台風のお陰で命をつないでいるものもいます。

写真 ビワマス(井明神橋付近) (長浜市高月町 H26.10.20)
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写真 ビワマス(井明神橋付近) (長浜市高月町 H26.10.20)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。