朝夕がますます冷え込んできている今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
高時川の状況ですが、前号で台風19号による出水で瀬切れが解消したことをお伝えしましたが、その後、再び流量が減り始め、10月24日に再び瀬切れ状態となりました。
この瀬切れが9日間継続した結果、11月5日時点での瀬切れ日数が135日となり、瀬切れ調査開始以降の最多日数を更新しました。
河川の様子ですが、ビワマスの産卵が終了しかけており、だんだんと生物の姿を見かけなくなってきています。
昨年に比べて今年は冷え込みが早いように思われます。体調管理もさることながら、早めに冬支度をされてはいかがでしょうか。。。
(ちなみに私は来週にはスタッドレスタイヤに履き替える予定です。)
平成26年10月28日(火)の状況
平成26年11月04日(火)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【10月31日】 丹生渓谷がだんだんと色づき始めました。

写真 丹生渓谷の紅葉(西吉之辺橋付近) (長浜市余呉町 H26.10.31)
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写真 丹生渓谷の紅葉(西吉之辺橋付近) (長浜市余呉町 H26.10.31)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成26年の結果は速報です。