高時川の川模様 〜河川巡視で出会ったもの〜
【平成26年12月25日号】


 メリークリスマス!
 サンタクロースからのプレゼントをもらって喜んでいる子供たちの笑顔が目に浮かぶ今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
 湖北地域では12月に入り、毎週のように雪が降っていて、奥の集落では雪が融けずにそのまま残っています。
 高時川の状況ですが、前号と変わらず、降雨により若干の濁りがあるものの、豊かな水量となっています。
 年内の更新は今回が最後になります。本年もご愛読いただきありがとうございました。
 何かと忙しい年の瀬ですが、お体にはくれぐれもご自愛頂き、元気に新年を迎えていただきたいと思います。
 それではよいお年を。
 平成26年12月19日(金)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 平成26年12月25日(木)の状況
阿弥陀橋上流
阿弥陀橋上流
福橋上流
福橋上流
びわヤナ
びわヤナ

 ダムダムくん  定点写真撮影場所  ニューちゃん
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
 河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。

【12月22日】 この寒い中でも水鳥たちは元気に過ごしています。まだ黒っぽい幼いコハクチョウの姿も見えました。
 
コハクチョウ
写真 コハクチョウ
(長浜市湖北町延勝寺 H26.12.25)
コハクチョウ
写真 コハクチョウ
(長浜市湖北町延勝寺 H26.12.25)
 高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
 また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
高時川瀬切れ発生状況
注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。

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