朝晩過ごしやすくなってきた今日この頃、如何お過ごしでしょうか?
夏休みの終わりとともに朝晩の暑さが和らいできましたが、そのせいか「今年の夏が終わっちゃったなぁ。」というのが個人的な感想です。
さて、高時川の状況ですが、前回の更新以降も瀬切れ状態が継続していたのですが、8月30日以降のまとまった降雨により、現在瀬切れは解消しています。
川の中の様子ですが、降雨により流れが濁っていて魚の姿はほとんど確認できませんが、浅瀬の少し澄んでいるところで数匹のコアユを見かけました。
日中はまだまだ暑い日が続いていますので、引き続き熱中症には十分お気を付けください。
平成27年8月27日(木)の状況
平成27年9月2日(水)の状況
注)地図中の市町名・地点名は、平成21年12月31日現在の標記となっています。
河川巡視等で職員が現場に出かけた際には、自らが気がづいた様々な状況も撮影しています。これらの記録は、移りゆく周辺環境を把握し、それらの情報を有効活用していくためのものでもあります。
【9月2日】この1ヶ月間で高時川が見せた3つの姿をご覧ください。

写真 8月3日の高時川(清流) (長浜市湖北町H27.8.3)
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写真 8月27日の高時川(瀬切れ) (長浜市湖北H27.8.27)
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写真 9月2日の高時川(濁流) (長浜市湖北町H27.9.2)
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高時川の中下流部では、水面がなくなり川が干上がる「瀬切れ」という現象が毎年のように発生しています。瀬切れの結果、遡上したアユなどが大量に死んでしまうとともに、周辺では死んだ魚による強烈な悪臭被害も発生しています。
また、高時川下流域は昔から地下水に恵まれた地域で、水道用水などの水源として年間1.5〜2.5億m3が利用されてきました。しかし、近年、一部の地下水位は低下傾向にあり、安定的な地下水利用に対する不安があります。
(参考)瀬切れの判定方法について(PDF:約203kB)
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注1)平成13年と平成14年は調査を行っていません。
注2)平成27年の結果は速報です。