群馬用水管理所

地域とともに生きる群馬用水

水が支える豊かな社会 独立行政法人「水資源機構」

事業案内

事業の歩み


事業内容 
組織図
事業の歩み
用水の供給



群馬用水の、歴史は次のとおりです。



当初計画・建設 昭和13年3月   群馬県は河川統制計画を策定
群馬用水は、赤城山南麓や榛名山東麓に展開する広大な農業地帯の耕地約10,000haに、畑地かんがいや田畑輪換、あるいは既成田の用水補給のため、最大毎秒19.68立方メートルの用水を確保して、地域農業の安定と発展をはかるため、昭和30年度に国営土地改良事業直轄調査地区として調査が始められ、昭和34年度に計画が決定されました。
 昭和37年10月、この用水の水源となる矢木沢ダムの建設事業を公団が承継し実施することになり、群馬用水も昭和38年8月、利根川水系の水資源開発基本計画に組み入れられ、昭和39年3月に公団事業として着工することになりました。それから6年の歳月を経て、昭和45年3月基幹施設を完成させ、同年4月から管理を開始しました。
昭和13年7月   群馬用水計画調査を開始
昭和37年5月   水資源開発公団設立
昭和38年3月   群馬用水全体実施計画完了
昭和38年4月   群馬用水土地改良区設立
昭和38年8月   利根川水系における水資源開発基本計画の決定
昭和38年10月   群馬用水事業実施方針の指示
昭和39年3月   群馬用水事業実施計画の認可
  建設所開設
昭和39年11月   導水幹線の着工
昭和43年6月   一部通水開始
昭和44年6月   通水式(全面通水)
昭和45年3月   群馬用水施設管理方針の指示
事業の見直し(農業用水の一部を水道用水に転用) 昭和45年3月   群馬用水施設管理規程の認可
その後、米の生産調整や開田抑制などにより、当初計画通りに受益が発生しないことが明らかになり、昭和55年9月、当初計画を変更しました。変更後の受益面積は、新しく加えられた赤城西麓地区(農林水産省と群馬県によるかんがい排水事業)を含めて10,000haで、変更前と変わりませんが、水量は開田がなくなったため大幅に減り、水道用水に転用(毎秒3.20立方メートル)することが可能になりました。
 更に、平成10年6月より水道用水の供給区域を拡張(毎秒5.08立方メートル)することになりました。
 赤城西麓地区は、赤城幹線から分水する計画でしたが、平成3年3月に取水口を片品川支川の根利川に計画変更し、群馬用水の受益地域から除外することになり、この結果、農業用水の受益面積は約7,500ha(最大毎秒14.22立方メートル)となりました。

注)
その後、農業用水は農地の転用及び地区除外等により、受益面積が約6,300haで最大12.44立方メートルとなりました。水道用水は水道計画の見直し等により、最大毎秒4.292立方メートルとなっています。

昭和45年4月   管理所開設、 管理業務開始
昭和55年9月   利根川水系水資源開発基本計画の変更
  (矢木沢ダム及び群馬用水の有効利用)
昭和56年3月   群馬用水施設管理方針の変更指示
  (赤城西麓地区、水道用水への転用)
  群馬用水施設管理規程の変更認可
  (赤城西麓地区、水道用水への転用)
昭和57年3月   高崎市水道の取水開始
昭和58年2月   県央第一水道の取水開始
平成元年4月   水資源開発公団造成施設機能調査着手
  (群馬用水地区)
平成3年3月   群馬用水施設管理方針の変更指示
  (赤城西麓地区の除外、冬季水道用水量の増)
  群馬用水施設管理規程の変更認可
  (赤城西麓地区の除外、冬季水道用水量の増)
平成4年4月   国営土地改良事業調査着手
  (群馬用水二期地区)
平成10年6月   県央第二水道の取水開始
平成15年1月   群馬用水施設緊急改築事業実施方針の指示
平成15年2月   群馬用水施設緊急改築事業実施計画の認可
平成15年10月   総合事業所開設
平成20年1月   群馬用水施設緊急改築事業実施計画の変更認可
平成22年3月   群馬用水施設施設管理規程の変更認可
平成22年4月   群馬用水管理所に改称
平成26年12月   群馬用水緊急改築事業実施計画の認可
平成31年3月   群馬用水施設施設管理規程の変更認可