群馬用水施設は、水資源開発公団営事業として昭和44年度末に完成しました。しかし、その頃から米の生産調整(開田抑制策)が始まり、また、その後の都市化の進展に伴う田畑及び農家の減少等を受けて、施設と水を有効に活用することを目的として、昭和55年度に利水高度化計画が策定されました。
これにより、余剰水の水道用水等への転用が位置づけられ、以降、農業用水及び水道用水を供給する施設として地域の発展に大きく貢献しています。 |
平成元年度
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農林水産省による水資源開発公団造成施設機能調査(~平成3年度) 水利用実態調査及び主要各施設の機能調査が行われました。 |
平成3年度 |
厚生省による水資源開発施設基本計画調査(~平成4年度) |
平成4年度 |
農林水産省による群馬用水二期地区調査(~平成10年度) 施設の現状調査と維持管理システムの見直し及び水利システムの見直しに重点を置いた改築事業計画がとりまとめられました。 |
平成10年度 |
群馬県の群馬用水関係部局課による群馬用水施設検討委員会の設置 |
平成11年度 |
21世紀のぐんま用水施設在り方検討委員会が設置され、現地調査を実施し改築の必要性と緊急性について検討を行いました。 |
平成12年度 |
21世紀のぐんま用水施設在り方検討委員会において、施設の改修・改築方法の検討とりまとめが行われました。 |
平成13年度 |
「群馬用水施設緊急改築事業」(総事業費244億円)として予算要求が行われました。 |
平成14年度 |
事業着手 |
平成19年度 |
事業後期を1年延伸 |
平成21年度 |
事業完了 |
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