「奥利根湖」、「ならまた湖」の名で知られる矢木沢ダムや奈良俣ダムの湖は、原生林や自然林に囲まれた利根川最上流部のダム湖として、春の新緑や、夏の涼をもとめて、また秋の紅葉見物に群馬県をはじめ 関東近郊より多くの人々が訪れています。両ダム湖の湖面や湖周辺は、近年、レジャーの多様化によりカヌーやボート、キャンプなどさまざまに 利用されており、今後さらに拡大するものと思われます。
平成12年10月30日に発足した「奥利根湖・ならまた湖利用協議会」では、両ダム湖のかけがえのない自然環境に配慮しつつ安全な利用が図られ、地域の活性化に役立つよう、ダム湖利用にあたっての ルールを提案させていただくとともに、緊急時の関係機関相互の連絡体制を定め「奥利根湖・ならまた湖利用計画」として策定しました。
平成13年3月8日には利根川上流総合管理所(現利根川上流総合管理所)において第2回協議会を開催し「利用計画」についてご審議 いただき、協議会で策定した「利用計画」にそって平成13年度より試行を開始し、平成15年度より本運用を開始しています。
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