HOME > 総合技術センター案内 > 総合水資源管理の推進のための要素技術の募集について
総合技術センターでは、水資源機構が蓄積してきた技術や経験を活用し、海外での総合水資源管理の推進に協力しています。
また、これら活動を通じて各種の情報を把握し、もって水資源機構の能力向上を図っています。
今後とも、水資源分野での国際的貢献を目指していきますが、その一環として、下記に示す事項について、日本が有し海外で活用可能な技術について、情報を募集しています。
このような技術について情報をお持ちの方は、連絡をお寄せ下さい。
なお、この情報の募集は、問題解決のためのアプローチを図るためのものであり、募集された技術に係る活動の実施を保障したり、当機構からの業務発注や業務の斡旋等を行うためのものではありません。
趣旨:現在、海外の人口増加、経済発展が急速に進む国々では、未処理排水による水質の悪化が、水資源の有効利用を促進する上で障害となっています。こうした国々の政府等では、排水処理の促進が重要であると理解しつつも、資金不足や電力不足といった背景から、施策化できない状況があります。
そのため、設置や維持管理が簡便であり、かつ既存の普及技術に比べローコスト、省エネルギーな排水処理技術に関する情報を募集します。
写真:灌漑水路の様子(ベトナム)。周辺の集落からの未処理排水の流入のため水質が悪化し、水利用の障害になっている。
趣旨:現在、世界中でインフラの老朽化が問題になっています。
水資源関連施設であるダムや水路でも老朽化対策のため多くの努力が払われています。 老朽化施設の補修は品質に配慮しつつも、現地の経済状況や技術レベルで持続可能な対策が必要とされています。
これらの趣旨に合致したダム、水路施設の補修、更新に関する技術を募集します。
写真左:老朽化し斜面が崩れた灌漑水路の様子 写真右:ブロックで斜面を被覆した補修事例
写真左:老朽化し決壊したアースダム 写真右:漏水と円弧滑りが見られるダム下流面。
写真:補修したダム(上流面をコンクリートで保護)(いずれの写真もベトナムの様子)
送付先:FAX 048-600-6509
お問合わせ先 総合技術センター 国際グループ 048-600-6553