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アオコとは |
宅地化や都市化が急激に進展し、都市近くの湖沼や池では水が汚染され、富栄養化が進み藍藻(らんそう)プランクトンの大量発生が引き起こされるようになりました。それらが池や湖の表面に浮かび上がり、水面に緑色の粉を浮かべたような、あるいはペンキを流したような状態になることを「アオコ」と呼びます。
アオコを作る種類の中にはカビ臭や有害な化学物質を作るものがあり、水辺の環境を悪くするばかりでなく、湖水が水道の水源となっている場合には大きな問題を引き起こすことがあります。藍藻とは文字通り藍色の藻のことで、陸上の植物と同じように、太陽エネルギーによって光合成を行う独立栄養生物です。
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アオコの状況調査について |
印旛沼では毎年のようにアオコが確認されており、千葉用水総合管理所ではアオコの発生状況を定期的に調査しています。調査ではアオコが発生した場合の度合いを表すために、見た目で判断してレベル1〜6に分類しています。 |
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レベル1 |
アオコの発生が肉眼で確認できない(ネットで引いたり白いバットに汲んでよく見ると確認できる)
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レベル2 |
うっすらとすじ状にアオコの発生が認められる(よく見ると肉眼で確認できる)
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レベル3 |
アオコが水面全体に広がり所々まだら状になっている
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レベル4 |
膜状にアオコが水面を覆う
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レベル5 |
厚くマット状にアオコが水面を覆う
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レベル6 |
アオコが浮カス状に厚く堆積して水面を覆い腐敗臭がする |
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↑レベル2:よく見るとうっすらと水面にアオコのすじが見えます |
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↑レベル4: 水面に膜状にアオコが広がっています。少し臭いがします |
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