独立行政法人水資源機構 関西・吉野川支社 吉野川本部

吉野川流域の概要|事業紹介

吉野川は、その源を高知県の瓶ヶ森(標高1,896m)に発し、四国山脈に沿って東に流れ大豊町敷岩において穴内川を合わせ北に向きを変えて四国山脈を横断し、銅山川、祖谷川などを合わせ、徳島県三好市池田町付近において再び東に向かい、阿波市岩津を経て徳島平野に入り、大小の支川を合わせながら第十堰地点に達し、旧吉野川を分派して紀伊水道に注いでいます。

その流域は四国四県にまたがり流域面積は3,750㎢(徳島県63%、香川県1%、愛媛県8%、高知県28%)に及び、四国全域の約20%を占めています。

幹線流路延長は194kmに達し、利根川の坂東太郎、筑後川の筑紫次郎と並んで四国三郎と呼ばれ、日本でも有数の大河川です。

吉野川流域内には4市33町10村、人口約64万人(H12年)が生活し、上流山地では農林業、下流平野部では商工業や農業が主であり、徳島市、鳴門市を中心に人口集中がみられます。さらに、吉野川総合開発事業の受益地においては、四国の人口の半数の210万人が暮らしています。また、農業用水を受ける農地は、徳島県、香川県及び愛媛県で合わせて約40,000haにのぼります。

吉野川流域地図

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