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よくある疑問・ご質問

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筑後川についての質問

筑後川は九州ナンバーワンということですが、何が一番なのですか?
「筑後川」は阿蘇外輪山を源とし、熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れ、有明海に注いでいます。流域面積(雨が流れ込む区域の広さ)は2,860k㎡で、河川延長(幹川)は143kmです。いずれも九州ナンバーワンの河川です。
筑後川流域の年間降雨量はどの程度ですか?
筑後川流域の年間降雨量は年によってかなりバラツキがありますが、約2,200mmです。その40%程度は6~7月の梅雨期に集中しています。
筑後川を流れる水の量は、どれ位ですか?
川を流れる水量(流量)は降雨状況により大きく変化します。筑後川瀬ノ下地点(久留米市)で観測された1年間の平均総流出量は約36億トンで、ヤフオクドーム容積の約2,050杯分に相当します。

私たちが使用する水道水についての質問

水道水はどこから来ているの?
一般に「水道水」は、[1河川水の取水―2浄水場で沈殿ろ過・殺菌(塩素注入)―3送水管・配水管で各家庭へ]という順序で送られています。1(取水)の水源としては「河川水」の他、地下水や湖水などがあり、特別なものとしては「海水淡水化」によるものもあります。
私たちは、一人1日にどれくらいの水を使うの?
一人1日当たりの水使用量は、その生活様式や家族構成などにより変わりますが、一般的には一人当たり200~300リットル/日くらいです。水洗トイレやシャワーなど水を多く使用する生活スタイルや、核家族化の進行などにより、一人当たりの使用量は増加します。

地球上の水についての質問

地球には[水」はたくさんありますか?
「水の惑星」といわれる地球ですが、地球上に存在する水の量はおよそ14億km3であると言われています。その水の97.5%は海水で、淡水は約2.5%にすぎません。しかも、南極の氷などを除いた、私たちが利用できる淡水は、河川・湖沼・地下水の一部で、わずか0.8%で、さらにこの大半が地下水です。私たちが利用しやすい河川水や湖沼水は、地球上の水のわずか約0.01%、約10万km3といわれています。
日本は、水の豊富な国ですか?
わが国の年間降雨量は世界平均の約2倍もありますが、せまい国土に人口が多いため、人口一人あたりでみると世界平均の1/5程度となります。しかも、降水の地域的・季節的な偏りが大きく、地形も急峻で河川も短いため、水利用面から考えると、たいへん不利な状況です。

水資源開発事業についての質問

水資源開発とは、どういうことですか?
簡単に言えば、私たちの飲み水である「水道水」や「工業用水」、「農業用水」などの”水資源”を新たに確保することです。具体的には上流にダムなどを建設し、年間を通じてある必要な一定水量を安定的に取水できるようにすることです。これから新たに河川取水しようとする場合や取水量を増やそうとする場合は、通常は新たな「水資源開発」が必要となります。
水資源開発では、なぜダムを建設する必要があるのですか?
わが国の多くの河川は、その地形条件や降雨量等の気象条件などにより、水量が大きく変動します・河川水量が利用水量に対し十分余裕があるときは河川水を直接取水できますが、晴天が続き河川水が減少すると、河川からの取水が困難となります。その時は、大雨のときや河川水量に余裕があったときの水を貯めておいた上流ダムから、必要な水量が補給(放流)され、取水が可能となります。このように、年間を通じて一定水量の安定した取水を行うためには、取水地点上流に河川水を補給・貯留する施設(ダム)が必要となります。