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アオ取水は現在も行われているのか状況を教えて下さい。

(40代 男性)

現在、アオ(淡水)取水は行われていません。
昔はポンプや機械もなかったので、農業に使用する水を確保するために、有明海の最大6mもある干満の差を利用して、海水が逆流してきた時に、比重が軽く上に来る淡水だけをクリークへ貯めて農業に利用する「アオ(淡水)取水」を筑後川の両岸192カ所で、行っていました。
しかし、人の手で取水調整するため、どうしても塩分が混ざったりし塩害に悩まされました。また月2回の大潮の時だけしか取水できないため、水不足になることもありました。
その後、筑後大堰ができたことにより逆流する海水を堰き止めることが可能となり、筑後大堰の少し上流から淡水をくみ上げて、導水路等を用いて運び、アオ(淡水)取水をしていた地域等にも安定的に農業用水を供給することが可能になりました。
アオ(淡水)取水と現在の取水方法などについて模型などを使って分かりやすく説明している「筑後川下流用水資料館」という所がございますので、そちらもよろしければおいで下さい。

お問い合わせは➡筑後川下流用水管理室

筑後川の源流はどこですか?

(10代 女性)

筑後川の源流は、熊本県の南小国町にある阿蘇外輪山にまでさかのぼります。
山あいから流れ出るわずかな水は、山の谷間を静かに流れ、たくさんの支流と合流しながらやがて大きな川となって熊本県、大分県、福岡県、佐賀県の4つの県の広大な土地を潤しながら流れ、最後は有明海へ注ぎます。長さは約143kmあり、九州で最も長い川です。

筑後川に咲いている菜の花は、種を蒔いたりしているのですか?

(20代 女性)

筑後川の河川敷に菜の花の種は特に蒔いていません。
毎年4月頃に筑後川の河川敷は黄色いじゅうたんを敷いたように、一面の菜の花が咲き、子供連れの家族などが訪れ、良い癒しの場所となっています。
菜の花は毎年咲くところは決まっていません。
自然に落ちた種が、翌年花を咲かせます。ただ、洪水で水かさが増え、菜の花の種が流されてしまったら、次の年は、同じ場所には菜の花が咲かない場合があります。しかし流された種は、たどり着いた場所でまた芽を出し花を咲かせます。
美しい筑後川の菜の花の風景は自然の力によって造り出されています。