(1)事業の目的
本事業は、大規模な地震の発生に対し、施設に必要な耐震性能を確保するとともに、老朽化が顕著
な施設の補修を行い、将来にわたる水道用原水の安定供給を図るため、施設の改築を行うものです。
(2)事業の内容
◇大規模な地震に対し、所定の耐震機能を満足していない施設(取水施設、水管橋、トンネル、サ
イホン等)において耐震補強等を実施し、必要な耐震性能を確保します。
◇老朽化が顕著な施設(思案橋水管橋のひび割れ、トンネルのひび割れ及び背面空洞等)について
補修を行うことにより、施設の健全性を確保します。
◇通年通水が必要不可欠なため、耐震補強・補修の実施にあたり、通水の切廻しを必要とする施設
に併設水路を新設します。
◇併設水路は、事業完了後も存置し、通年通水を確保しつつ継続的な施設の維持補修が可能となる
ようバックアップ機能の強化につなげます。
【対象施設】
・取 水 工 一式 ・水 管 橋 2箇所
・調 圧 水 槽 1箇所 ・調 整 水 槽 1箇所
・ト ン ネ ル 約10km ・併 設 水 路 設 置 約12km
【予定工期】
平成30年度~令和14年度(15年間)