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アユの遡上調査

 当管理所では、今切川河口堰・旧吉野川河口堰において、左岸側魚道で通過する稚アユの個体数を計測する方法でアユの遡上調査を実施しています。
“遡上”とは、魚が海から流れに逆らって川を上がってくることです。

調査の場所 ①海から3.4km地点にある、旧吉野川河口堰の魚道
②海から8.4km地点にある、今切川河口堰の魚道
(魚道とは、魚が遡上できるように作った、魚の通り道のこと)
調査の方法 魚道の上から、人が目で観測して、魚が何匹上がってきたか数えます。
調査する時期 3月中旬から5月上旬にかけて、5日間毎に調査します。

 今切川河口堰・旧吉野川河口堰には、「階段式魚道」を設置しています。
 魚道は両堰とも左右それぞれ1カ所(幅5.5m)づつ設けられ、フラップゲートで越流水深が絶えず一定となるよう調整しています。
 このため、アユ・ボラ・フナなど様々な魚類の遡上がみられます。

階段式魚道
階段式魚道
フラップゲートを遡上する稚アユ
フラップゲートを遡上する稚アユ

  旧吉野川河口堰管理所は、今切川河口堰・旧吉野川河口堰において1979年(昭和54年)以来、アユの遡上調査を実施しています。


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旧吉野川河口堰管理所

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