三重用水の特徴

中里貯水池 取水塔

中里貯水池 取水塔
5つのダムで水の安定供給を行っています。
打上調整池中里貯水池宮川調整池菰野調整池加佐登調整池
 水は、いったんすべてのダムに貯められるので、安定的に供給することができます。また、ダムの水は専用の水路で目的地まで流れるので、天候や地形、他の利水の影響を受けにくいという特徴があります。

牧田川取水工
8つの渓流から取水しています。
 渓流取水は、鈴鹿山系の中小河川から取水し、導水路及び幹線水路により中里貯水池及び菰野調整池へ導入します。
 取水にあたっては、各河川の取水地点より下流の既得利水者の利水に支障がないよう、取水制限流量を設定し、この流量を優先的に流下させ、取水制限流量を河川流量が上回ったときのみ、上回った水量を取水する仕組みになっています。

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  牧田川取水工    



水管理制御処理設備(操作室)
管理の省力化を行っています。
 広範囲、多岐にわたる施設の管理を効率的に行うために、最新のIT(情報技術)を導入して集中監視や制御施設を取り入れています。
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加佐登調整池流入口より上流を望む

加佐登調整池流入口より上流を望む
  自然流下方式です。
 幹線水路が受益地域のいちばん高い所を流れるので、末端の施設まで自然流下が可能です。

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                  泡