整備による効果の検証および課題を明らかにするため、モニタリング調査を実施しています。調査項目、時期、頻度等については指標がないことから、試行的に行いながら、毎年度の調査計画を策定することとしています。これらの調査結果は今後の再自然化計画に反映させ、環境改善手法の向上を図っていくものとします。モニタリング調査項目は以下のとおりです。 モニタリング調査項目については、水産資源として保全が必要であるニゴロブナをはじめとするコイ科魚類の生息に関する項目に着目することとしました。
●主なモニタリング調査項目
調査項目
調査時期
調査頻度
調査内容
魚類捕獲調査(1)
4~6月
月1回~2回
定置網を一昼夜設置して魚類等を捕獲し、種の同定、捕獲数の確認等を行う。
魚類捕獲調査(2)
5~8月
月1回
定置網に魚類等を追い込んで捕獲し、種の同定、捕獲数の確認等を行う。
産卵調査
ビオトープ内全域と踏査し産卵数の確認を行う。
モニタリング調査結果
モニタリング調査項目の「産卵調査」及び「魚類捕獲調査(1)および(2)」の平成25年度の結果について提示します。
□産卵調査結果
吉川ビオトープ、太田ビオトープは、平成22年度までの調査で継続して産卵されていることを確認しているので、平成23年度以降実施していません。
●吉川ビオトープ
>>平成22年度
●太田田んぼ池
●下物ビオトープ
>>平成25年度
●新浜ビオトープ
植物への着卵状況
□魚類捕獲調査