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太田田んぼ池(1) |
太田田んぼ池(2) |
太田田んぼ池(3) |
規模 | 幅10m×延長50m | 幅16.7m×延長108m |
幅6.0m×延長50m |
整備概要 | 堤脚水路に隣接する管理用地を魚類等に配慮した湿地環境へと整備する。 |
連続性の回復 | 琵琶湖と上流水田との連続性を考慮して、琵琶湖湖岸の内湖を整備目標として湿地環境を創出する。
水田の排水を試験地に導水させ、堤脚水路へ排水させる構造とする。 | 琵琶湖と上流水田との連続性を考慮して、琵琶湖湖岸の内湖を整備目標として湿地環境を創出する。
堤脚水路から導水して、堤脚水路に排水する構造とする。 |
水位の確保 | 水位保持、外来魚侵入防止のため、流出部に角落しを設置し、角落しの高さを調節することで試験地内の水位保持を図る。
過去の水位状況(産卵期)により最低地盤高をB.S.L-0.4mに設定する。
(観測史上最低水位を記録した平成6年は除外) | 堤脚水路の流水を導水するため、琵琶湖水位と同水位となる。
過去の水位状況(産卵期)により最低地盤高をB.S.L-0.4mに設定する。
(観測史上最低水位を記録した平成6年は除外) |
外来種対策 | 浅い水深となるような整備や落差構造の設置が困難であるため、ヨシ帯の整備による侵入防止を図る。 | 特になし |
景観 | ヨシの整備が在来種保全の観点からは望ましいが、周辺の水田に影響を及ぼしてはならず、施工時にすでにヨシが芽吹いていたため、自然状態で植生を回復させることとした。 |
その他 | 産卵ピークにあたる5月に30cm程度の水深が確保できるようB.S.L.-0.2mの範囲を配置するとともに、水位変動に対応できるように最低地盤高(B.S.L.-0.4m)との中間標高部B.S.L.-0.3mの配置を設定する。 | 試験地(1)に比べ広範囲であることから、水位変動の幅を広くすることが可能であり、試験地(1)より0.1m低いB.S.L.-0.5mを最低地盤高とし、あぜから緩やかな勾配ですりつけ、多様な水深を設定する。イベント開催を考慮して人の出入りがし易いように極力法面を緩やかに設定する。 | 試験地と唯一直結する堤脚水路の緩やかな水流状況における、生物の生息・生育状況について確認を行う。
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