■琵琶湖流域の環境情報の収集

水文・気象情報

雨量、水位、水質、流量等のデータが琵琶湖流域に設置した観測所から刻々と送られてきます。
これらのデータは洪水時や渇水時における施設の操作に役立てます。

レーダーによる降雨観測

琵琶湖の水文観測

近畿一円の雨域の移動状況などがレーダーにより観測され、琵琶湖流域の短時間先の降雨状況の予測に役立てます。

琵琶湖流域には多くの雨量、水位、水質、流量などの観測所が設けられており、これらの観測所から刻々とデータが送られてきます。

降雨観測琵琶湖の水文観測

総合自動観測所による琵琶湖情報

南湖の雄琴沖や北湖の安曇川沖などに自動観測所を設置し、水位、波高、水質、風向風速、気温などの観測を行っています。

※地図の名前からもリンクしています。

安曇川沖総合自動観測所 雄琴沖総合自動観測所

雄琴沖総合自動観測所

湖面付近の水質を観測しています。琵琶湖の景観に合った外観を持ち、太陽光発電で稼働しています。

雄琴沖総合自動観測所
雄琴沖総合自動観測所

●観測項目

毎正時を標準として1時間ごと、全窒素・全リンについては4時間ごとに測定しています。

(1)水質(水深約2m)
・水温
・pH(水素イオン濃度指数)
・DO(溶存酸素)
・EC(電気伝導率)
・濁度
・クロロフィルa
・COD(化学的酸素要求量)
・全窒素
・全リン

(2)水理データ
水位、波高、周期
(3)気象データ
風向、風速、気温、露点温度、表面水温(蒸発量計算)

安曇川沖総合自動観測所

水深約60mまでの7つのポイントで、水圧に影響されずに精度の高い測定を行っています。

安曇川沖総合自動観測所
安曇川沖総合自動観測所

●観測項目

測定は、毎正時を標準として水深2mについては1時間ごと、その他の水深では6時間ごとに測定しています。


水深別調査結果へ

(1)水質(水深2m、5m、10m、20m、40m、60m)
・水温
・pH(水素イオン濃度指数)
・DO(溶存酸素)
・EC(電気伝導率)
・濁度
・クロロフィルa(水深2mのみ)

(2)水理データ
水位、波高
(3)気象データ
風向、風速、気温、露点温度、雨量、表面水温(蒸発量計算)