成田用水施設改築事業 | 千葉用水総合管理所

🍅🍅北総台地を潤す成田用水🍅🍅

改築事業の概要

成田用水施設は管理開始(昭和56年)以降30年以上が経過し、劣化が顕在化しています。農業用水の安定供給、農業水利施設の維持管理の費用と労力の軽減を図るため、老朽化が進んでいる施設の改修を行うとともに、耐震性能が不足している施設の大規模地震対策を行います。また、将来にわたる施設の適正管理のため、今後一斉に期間満了となる地上権を再設定します。

受益市町
受益面積
事業予定工期　
総事業費

成田市、多古町、芝山町、横芝光町
3,240ha (水田：1,836ha 、畑：1,404ha)
令和元年度～令和10年度
181億円

改築事業の必要性・緊急性

施設の老朽化の進行　
主要施設について機能診断調査を行った結果、前回(平成24年)診断時より劣化がさらに進行していることを確認しています。
大規模地震発生の懸念
「今後30年以内に相模トラフ沿いでM7程度の地震が発生する確率が70％程度」と予測されている中、成田用水施設では耐震性能が不足する施設が多くあることが確認されています。

工事対象施設

幹線水路(改修)0.9km
取水工(改修)1箇所
水管橋等(改修)9箇所
※共同事業：千葉県
(取水工1箇所、水管橋1箇所)

支線水路(改修)5.9km
揚水機場(改修)2箇所
調整水槽(新設)1箇所

管理設備(改修)1式
加圧機場(改修)4箇所


新川揚水機場（大ポンプケーシング整流板欠損状況）		野毛平加圧機場(ポンプ内部腐食・発錆状況）
高田加圧機場:分画化(写真は分画化前)		根木名川水管橋
		尾羽根川水管橋：耐震施工(落橋防止策、クラック補修等)