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2017年度の記事

■2018/03/15 ハチスカザクラ(蜂須賀桜)

 平成30年3月12日(月)徳島中央公園では、ハチスカザクラが見ごろを迎えています。

 このサクラは江戸時代までは徳島城の御殿にあったそうです。名前の由来は、徳島藩を治めていたお殿様蜂須賀公にちなみます。
 開花期が早く、2月下旬から淡い紅色の花を咲かせています。

 徳島市内では、徳島中央公園などを周回する「ひょうたん島クルーズ」を「新町川を守る会」が運航しています。ハチスカザクラを川面から楽しむのもお勧めです。

ハチスカザクラの並木
ハチスカザクラの並木
お花見クルーズ
お花見クルーズ
可憐な花びら
可憐な花びら
ヒヨドリが蜜を吸いに来て
ヒヨドリが蜜を吸いに来て

■2018/03/13 津波対応防災訓練を実施

 平成30年3月9日(金)、旧吉野川河口堰管理所は津波対応防災訓練を実施しました。

 東日本大震災が7年前の3月11日に起こったことから、地震津波被害の記憶を風化させないため訓練を行いました。
 今回は震度6未満の地震が発生し、エリアメールを受信後「災害用伝言板」が使用できないとの想定で、メールを使用した安否確認訓練を行いました。

 その後、津波監視訓練として、目視による監視とビデオによる記録撮影を行いました。
また、非常食の調理方法の確認と試食も行い、最新の非常食のレベルの高さを実感しました。

 今後も、地震・津波防災、風水害対応等に係る訓練を積み重ね、適正な河口堰管理と安全確保に努めていまいります。

監視用ビデオをセット
監視用ビデオをセット
録画状態を確認
録画状態を確認
双眼鏡で量水表の数値を確認
双眼鏡で量水表の数値を確認
非常食の中身を確認
非常食の中身を確認
 30分間クッキング開始
30分間クッキング開始
さあ試食 マジ ウマッ!
さあ試食 マジ ウマッ!

■2018/02/22 安全運転講習会を実施

 平成30年2月16日(金)、旧吉野川河口堰管理所で交通事故防止のため、安全運転講習会を実施しました。

 日本自動車連盟徳島支部さんに講師をお願いし、職員・受注業者20人が参加しました。

 今回は、交通事故の多発する夜間の安全確保に着目し、夕方早めにヘッドライトを点灯することで、歩行者や自転車を早く確認できることや、自車の存在を他者に知らせることの重要性について学習しました。

 また、環境保全や経済性に配慮した「エコドライブのコツ」についても学習しました。エコドライブは歩行者や周辺の車両の動きを予測することにもなり、安全運転につながります。
交通事故は、一瞬の判断ミスでも起きてしまいます。

 これからも、安全運転講習会などを通して、無事故を目指していきます。

正しいシートベルトの着用法
正しいシートベルトの着用法
夜間走行で注意すべき点は?
夜間走行で注意すべき点は?
経済走行のコツを伝授
経済走行のコツを伝授
エコドライブは安全運転につながります
エコドライブは安全運転につながります

■2018/01/25 徳島の中心市街地を花いっぱいに-とくしままちなか花ロード花植え-

 平成30年1月20日(土)「NPO法人新町川を守る会」の主催で、徳島市内中心市街地を花いっぱいにする活動である「とくしままちなか花ロード」の花苗の植え付けが行われ、旧吉野川河口堰管理所職員から4名参加しました。

 今回の作業は、約3万株のパンジーとチューリップの植え付けです。

 当日朝、藍場浜公園に集合した約300人が9つのグループに分かれて、市内各所の花壇で作業を行いました。パンジーが寒さに負けずに花を咲かせ、春にはチューリップが咲きほこるように丁寧に植え付けました。

 作業の後には、温かいうどんのお接待がありました。市内にお出かけの時はご覧ください。

中村理事長のご挨拶
中村知理事長のご挨拶
あわぎんホール北側を担当しました
あわぎんホール北側を担当しました
パンジーの苗を植え付けます
パンジーの苗を植え付けます
ふるまい「うどん」身体が温まります
ふるまい「うどん」身体が温まります

■2018/01/18 危機管理対応訓練を実施

 平成30年1月16日と17日に、危機管理対応訓練を実施しました。

 1月17日は23年前に阪神淡路大震災が発生した日であることから、地震災害に備えて訓練を行いました。
 16日の訓練は、商用電源が停電したうえに、更に予備発電機から現場のゲート室への動力ケーブルも断線したことを想定して、予備動力ケーブルを使用して電源を接続する手順の確認を行いました。
 大きなドラムに巻かれたケーブルを実際に延ばして布設する訓練では、重いケーブルを数人がかりで取扱いました。閘門や制水ゲートのゲート室では、ケーブルを接続する箇所と、安全に素早く接続するための手順をマニュアルにそって確認していきました。
 その後、簡易な水質検査をパックテストを用いて行い、試薬の色の変化を確認しました。
 
 17日は、「災害用伝言板」を活用し、事務所で働く人全員の安否確認訓練を行いました。

 今後も、地震防災、風水害対応等に係る訓練を積み重ね、的確な河口堰管理と安全確保に努めてまいります。

マニュアルを確認
マニュアルを確認
予備発電機室(供給側)で接続手順を確認
予備発電機室(供給側)で接続手順を確認
予備動力ケーブルの布設訓練
予備動力ケーブルの布設訓練
ゲート室(受電側)で接続手順を確認
ゲート室(受電側)で接続手順を確認
 パックテストを用いて簡易な水質検査をします
パックテストを用いて簡易な水質検査をします
COD値が高い水は薄緑に変色しました
COD値が高い水は薄緑に変色しました

■2018/01/17 報道機関向け説明会と河口堰ゲート整備工事見学会を開催

 平成30年1月15日(月)、報道機関向けの事業説明会と今切川河口堰の制水(せいすい)ゲートの整備工事見学会を開催しました。

 水資源機構では計画的に施設の整備・補修などを行っています。現在、今切川河口堰においては制水ゲート4号を整備しており、ゲート本体を水中から引き上げた状態にしています。
 工事内容は、劣化したり摩耗した部品を交換することと、鋼鉄製のゲート本体の塗り替えを行うことです。 

 今回は、タウン情報誌「徳島人」を対象として事業説明会を行い、普段水没していて見ることができない水没部の状況を見ていただきました。
 水機構事業や吉野川の状況、管理施設の状況を理解され、情報誌に掲載していただくことが目的です。
 ゲート外面は塗装が終了しており、自らが腐食して扉体の腐食を防止する電気陽極棒の取替状況がよく分かります。

 その後、ゲート開閉機室や管理所操作室の様子も見ていただきました。

 今後もこのような取組を通して、報道機関や地域の皆様に水機構の管理業務へのご理解を深めていただきたいと考えています。

事業概要等説明
事業概要等説明
ゲート底部を見学
ゲート底部を見学
腐食を防ぐ陽極棒は溶けて細くなっています
腐食を防ぐ陽極棒は細くなっています
現場で機構職員と作業員の皆さんを撮影
現場で機構職員と作業員の皆さんを撮影
 ゲート開閉機室を見学
ゲート開閉機室を見学
操作室を見学
操作室を見学

■2017/12/20 管理運営協議会の幹事会が開催されました

 平成29年12月20日(水)、旧吉野川河口堰管理所において管理運営協議会の幹事会が開催されました。

 協議会の目的は、旧吉野川河口堰、今切川河口堰両堰の操作について、徳島県、関係市町や取水されている利水者の皆様方と堰の適切な運用を図るために協議を行うもので例年12月に開催されています。
 今年度は9月に、吉野川の取水制限への対応のために臨時幹事会が開催されましたので、2回目となりました。

 主な議題の堰上流水位の管理に関しては、塩水の遡上防止と安定した取水の確保のため、かんがい期は「3湛2落操作」、非かんがい期は基本的に「干満操作」を引き続き継続することが確認されました。

 今回の協議会では上記に合わせて、取水制限に伴う渇水対応の報告とリスクコミュニケーションの一環として、ゲート施設等の整備や現況の説明を行いました。参加者からは、水運用に関する要望や河川流況に関する質疑がありました。

 旧吉野川河口堰管理所は、今後とも適切な堰管理を行ってまいります。

幹事長(県河川整備課流域水管理推進室長)挨拶
幹事長(県河川整備課流域水管理推進室長)挨拶
水源状況報告
水源状況報告
吉野川土地改良区理事長からの質疑
吉野川土地改良区理事長からの質疑
水運用について意見交換
水運用について意見交換

■2017/12/18 吉野川河口から浮島現象が見えました

 平成29年12月13日(水)、河口部を巡る現場パトロールを行いました。

 鳴門市から徳島市にかけて旧吉野川、今切川、吉野川の各河口部を巡視しました。

 吉野川の河口では、NEXCO西日本が施工する「四国横断自動車道吉野川大橋下部工事」が進んでいます。沖を眺めると、遠くの島々や岬が浮かんで見える「浮島現象」が見えました。

 これは、冬の寒い日などに見られる蜃気楼(しんきろう)の一種です。海水が温かく空気が冷たい時に現れ、海面近くで光が屈折して島や船が浮かんでいるように見えます。
 自然が見せる不思議な景色でした。

四国横断自動車 吉野川大橋下部工事の様子
四国横断自動車 吉野川大橋下部工事の様子
南方を望むと阿南市の岬と島々が見えます
南方を望むと阿南市の岬と島々が見えます
島が浮き上がって見えます!
島が浮き上がって見えます!
海上保安庁の巡視船とコラボ
海上保安庁の巡視船とコラボ

■2017/11/17 水質事故対応訓練を実施

 平成29年11月16日(木)、旧吉野川河口堰管理所で水質事故対応訓練を実施しました。

 今回は、油吸着剤メーカーの社員さんを迎えて、油流出事故における初動対応や現場での注意事項などを学びました。水質事故に備えて資機材の正しい使用法などを確認することが目的です。

 初めに会議室で講義を受け、その後、吸着資材などの使用方法を学びました。水質事故対策は、発生源に近い上流部で対応することが効果的で、時間の経過とともに下流へ流出するほど、資機材、人材、手間が増えてしまいます。
 また、幅の狭い水路と幅の広い河川に設置するのとでは条件が違うため、現場をよく観察して行うことが重要です。吸着マットも種類により性質が違うため、それぞれに適した使用法があることが分かりました。

 今後も、風水害、地震防災対応等に係る訓練を積み重ね、適正な河口堰管理と安全確保に努めていまいります。

初動対応等についての講義
初動対応等についての講義
油・液体吸着材の実演
油・液体吸着材の実演
油・液体吸着材は液体を吸ってもサラサラです
油・液体吸着材は液体を吸ってもサラサラです
油処理剤や中和剤は使わないように
油処理剤や中和剤は使わないように
 河川での吸着マットの設置モデル
河川での吸着マットの設置モデル
オイルフェンスの繋ぎ方の実演
オイルフェンスの繋ぎ方の実演

■2017/11/16 環境学習会を開催

 平成29年11月14日(火)、旧吉野川河口堰管理所で環境学習会を開催しました。

 この取組は、環境関係の見識を深めて業務に役立てることを目的にしています。職員の他、近隣の土地改良区から8人が参加しました。 

 今回は松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館の菅野学芸員様に講師をお願いし、「水とたたかう松茂の人々」と題して、塩害や風水害と闘いながら干拓事業を進めた先人の苦労の歴史について拝聴しました。
 江戸時代の新田開発では、度重なる風水害による堤防の決壊や排水路の欠損により工事が難航したこと。干拓した農地は塩分濃度が高く、稲作に不向きであり、当時からサツマイモやスイカの畑作が中心であったことなどを知ることが出来ました。
 講義の後は質疑応答を行い、今も残る用水路の場所や旧吉野川との関わりについて再認識しました。

 今後も継続して、地域の環境や歴史などについて広く学んでいきたいと思います。

菅野学芸員様の講義
菅野学芸員様の講義
江戸時代の古地図から新田開発の様子が分かる
江戸時代の古地図から新田開発の様子が分かる

■2017/11/16 「2017さめうら水源の森秋の上下流交流会」に参加しました

 平成29年11月10日・11日にかけて、「2017さめうら水源の森秋の上下流交流会」が開催され、旧吉野川河口堰管理所から6人が参加しました。

 この交流会は、吉野川の水源地域と下流地域の人達が集い、森の下草刈り・植樹などを協働して行い、水源地の環境を整備することの大切さを体感するとともに、相互の交流を深める場です。
 水機構も参加している「さめうら水源の森ネットワーク」の主催により、毎年春と秋の2回開催されています。

 初日は、「さめうら水源の森」の「3001年の森」において、「さめうら水源の森ネットワーク」事務局の指導のもと、下流地域の「新町川を守る会」や国土交通省、徳島県、香川用水土地改良区などから総勢40人が参加して下草刈りと、密集して生えている樹木の間伐作業を行いました。
 夜は、地元大川村の筒井副村長さんらを交えての上下流交流会となりました。

 報告会では水機構池田総合管理所からダムに流入した流木を加工して地元の「はちきん地鶏養鶏場」の暖房用薪ストーブに使用する実証実験の報告と「新町川を守る会」から花いっぱいイベントや地鶏販売の活動報告がなされ、その後は和やかな交流の場となりました。

 二日目は村役場対岸の森の下草刈りを行った後、以前植えたサクラの苗木に巻き付いたツルの除去を行いました。天気が心配されましたが雨はわずかで、作業は無事に終了しました。

これから頑張るぞ~
これから頑張るぞ~
チェンソーで間伐
チェンソーで間伐
一日目の下草刈り
一日目の下草刈り
ロシアからの留学生も笑顔で参加
ロシアからの留学生も笑顔で参加
 筒井副村長のご挨拶
筒井副村長のご挨拶
中村理事長のご挨拶
中村理事長のご挨拶
 薪ストーブ実証実験の報告
薪ストーブ実証実験の報告
二日目の下草刈り
二日目の下草刈り

■2017/11/06 鍋川閘門(こうもん)量水標清掃班出動

 平成29年10月31日(火)、毎月の水上パトロールにあわせて、鍋川閘門の量水標を清掃しました。

 水位を示す量水標は汚れが着きやすく、今回は頑固な汚れの除去のため、高圧洗浄機を使いました。ただし、高圧洗浄機は電源が要るので、陸上からの支援班と連携して実施しました。

 先に機材を積んだ軽トラの陸上班が閘門に着いて、準備を始めます。高圧洗浄機、発動発電機などを用意して作業船の到着を待ちます。船が到着すると閘室内に係留し、高圧洗浄機を船に下ろします。洗浄機とデッキブラシの合わせ技で頑固な汚れもたちまち除去されました。
 こうして上下流の2箇所の量水標が見やすくなりました。

 これからも、職員間の連携のもと適正な管理業務に努めて参ります。

機材を乗せた軽トラが先着
機材を乗せた軽トラが先着
作業船を係留
作業船を係留
下流部の量水標を清掃 高圧洗浄機が活躍
下流部の量水標を清掃 高圧洗浄機が活躍
次は上流部を清掃
次は上流部を清掃
 機材を回収
機材を回収
次の巡視ポイントへ向かいます
次の巡視ポイントへ向かいます

■2017/10/30 河口堰ゲート整備工事見学会を開催

 平成29年10月27日(金)午後に、今切川(いまぎれがわ)河口堰の制水(せいすい)ゲートの整備工事見学会を開催しました。

 水資源機構では計画的に施設の整備・補修などを行っています。現在、今切川河口堰においては制水ゲート4号を整備しており、ゲート本体を水中から引き上げた状態にしています。
工事内容は、劣化したり摩耗した部品を交換することと、鋼鉄製のゲート本体の塗り替えを行うことです。 

 今回は、普段は見ることができない、水没部の状況やゲート内部の状態を、徳島県、関係市町、国交省などの関係者の皆様に見ていただき、管理施設の状況を知っていただくことが目的です。
 当日は、県・国交省などから6名が参加されました。初めに整備工事の概要説明を行い、その後現場を見学しました。
 ゲート外面底部では、腐食防止のための陽極棒が溶けてゲート本体の腐食を防いでいる様子が良く分かりました。ゲートの中に入ると、鋼材の状況がよく分かります。内部の塗装などの状況は陽極棒の効果により、予想より良好でした。
 また、午前中は職員向けの見学会を行い、業務の理解を深めました。

 これからもこのような取組を通して、関係者の皆様と施設の状況に関する意見交換を行っていきたいと考えています。

河口堰ゲート整備工事の概要説明
河口堰ゲート整備工事の概要説明
ゲート底部を見学
ゲート底部を見学
腐食を防ぐ陽極棒の比較
腐食を防ぐ陽極棒の比較
12年間で溶けて細くなった陽極棒
12年間で溶けて細くなった陽極棒
 ゲート内部を見学
ゲート内部を見学
塗装は概ね健全です
塗装は概ね健全です
 熱心に意見交換
熱心に意見交換
取り外した主ローラー
取り外した主ローラー

■2017/10/06 名月に雅楽の宴

 平成29年10月4日(水)、NPO法人新町川を守る会主催の観月会が開催されました。

 中秋の名月を愛でながら雅楽演奏を楽しむ趣向です。分かりやすい解説を聞いて、普段見聞きすることの少ない雅楽の演奏を楽しみました。

 新町川水際公園が会場になり、いつもは遊覧船が発着する桟橋が、立派な舞台に変身しました。おごそかな楽人の演奏に合わせて、謡い(うたい)や舞楽も演じられました。
 都会にいることを忘れて、しばし平安時代にタイムスリップしたようでした。
名月に照らされて、盛況の内に雅楽の宴は御開きとなりました。

月夜の新町川水際公園
月夜の新町川水際公園
桟橋が舞台に変身
桟橋が舞台に変身
可憐な巫女の舞
可憐な巫女の舞
謡い 平安貴族のカラオケです
平安貴族のカラオケです
 華麗なツルの舞
華麗なツルの舞
クライマックスを飾ります
クライマックスを飾ります

■2017/10/06 アドプト・プログラム

 平成29年10月4日に、今年度最後の河川清掃を行いました。

 この取組は、アドプト・プログラムの活動として実施しています。アドプト・プログラムとは、地元企業や住民が、道路や川の土手などの公共物を自分の養子とみなし、定期的に清掃活動を行うボランティア制度です。
 
 旧吉野川河口堰管理所は、平成14年度から吉野川交流推進会議のアドプト・プログラム活動に参加しており、年に数回今切川(いまぎれがわ)河口堰の上流部で清掃活動を行っています。
この吉野川交流推進会議は、吉野川に関連した学習活動なども行っており、8月には当管理所をはじめ、徳島県北岸工用水の浄水場や製菓工場の施設見学も行っています。

 夕暮れが早まり、短時間の取組でしたが、ペットボトルや食品トレーなどの生活ゴミが多数集まりました。これからも周辺の環境美化に努めてまいります。

上流へ向かいます
上流へ向かいます
足下に気を付けて
足下に気を付けて
食品トレーがたくさん
食品トレーがたくさん
空き缶やペットボトルも多いです
空き缶やペットボトルも多いです
 軽トラで回収
軽トラで回収
分別します
分別します

■2017/09/29 ヒガンバナ

 お彼岸が過ぎ、田圃のあぜ道にヒガンバナが咲いています。

 圃場整備で見かけることが少なくなっていますが、真っ赤な花が特徴的、秋の訪れを感じます。根に毒があることから、モグラやネズミ避けにあぜに植えられたようです。美しいのに、不吉な花として家で飾ることは避けられて少し可哀想です。

 花言葉は「情熱」「独立」など。各地に様々な別名が1000ほどもあるそうです。

鮮やかな赤
鮮やかな赤
白い花もあります
白い花もあります

■2017/09/21 徳島大学生が夏期就業体験(インターンシップ)で来所

 平成29年9月11日~15日、徳島大学電気電子工学科3年生の学生さん1名が、夏期就業体験(インターンシップ)で来所しました。

 はじめに、水資源機構の業務のうち電気通信職の業務を主に、各電通設備・システム・維持管理業務についての説明を行いました。
 実習体験としては、一定の条件の基に映像機器の抽出作業を行ってもらいました。また、現場での各種電通設備の点検作業などを体験してもらい、ダム管理業務の見学では、富郷ダム管理所へ行き、ダム管理の状況を学ばれました。

 これらの体験を基に、最終日には発表会を行ってもらいました。5日間という短期間ではありましたが、水機構の業務をご理解いただけました。
 水機構では、大学生などを対象に広く就業体験を募集しています。お気軽にご参加ください。

事業概要説明
事業概要説明
電気通信業務説明
電気通信業務説明
堰制御システム説明(閘門操作)
堰制御システム説明(閘門操作)
点検作業実習(水位観測装置など)
点検作業実習(水位観測装置など)
 ダム管理業務見学(富郷ダム)
ダム管理業務見学(富郷ダム)
就業体験発表会
就業体験発表会

■2017/09/15 臨時の管理運営協議会の幹事会が開催されました

 平成29年9月12日(火)、旧吉野川河口堰管理所において、臨時の管理運営協議会の幹事会が開催されました。

 今回の幹事会は、今後見込まれている、吉野川のさらなる「取水制限の強化」に対処するため、吉野川土地改良区からの提案を受け、河口堰の操作方法について協議するため、夏渇水おける2年連続の開催となりました。
 主な議題は、今後も早明浦ダムのからの補給量が減ることで旧吉野川の流量が減ることを想定し堰上流の水位を変更する堰操作についてであり、事務局から具体的な運用方法が提案されました。

 一部の幹事から、「川の流量が減ると水質の悪化が懸念されるので、水質情報の細やかな情報提供を求めたい」との意見が出され、情報を必要とする方への提供を確認ました。  

 今後、本幹事会で了承された内容を、協議会委員の確認を得てから実施する予定です。
取水制限がいつまで続くか分かりませんが、水資源機構は、今後とも適切な堰管理を行ってまいります。

議会(県河川整備課流域管理推進室長補佐)挨拶
議長(県河川整備課流域管理推進室長補佐)挨拶
吉野川土地改良区理事長から開催理由説明
吉野川土地改良区理事長の開催理由説明
水機構から水源状況や堰の操作等を説明
水機構から水源状況や堰の操作等を説明
水利用についての意見交換
水利用についての意見交換

 
【渇水に関する一口メモ】
ダム上流だけでなく、下流の受益地も含めた地域全体の雨が少なく、取水地点等の川の流量が減るのに対して、ダムから補給して水利用と川の環境を確保した結果、ダム貯水量が減るため、取水制限が実施されます。

■2017/09/05 まるごと吉野川「魅力再発見」講座が開催されました

 平成29年9月2日(土)、吉野川交流推進会議主催の、まるごと吉野川「魅力再発見」講座が開催されました。
 この催しは吉野川について、いろいろな観点からスポットを当てた講座が開かれています。

 今回は、お子さん6人、保護者5人、一般参加12人に徳島県のスタッフ2人の計25人が参加されました。「吉野川の水利用を学ぼう」をテーマに、吉野川上流にある早明浦ダムで生み出された水が、旧吉野川流域でどのように利用されているかを知ることが目的です。

 管理所では概要説明の後、普段は立ち入れない操作室を案内しました。操作室では、堰の操作方法や、様々な機器の役割について説明しました。
 その後、船が閘門(こうもん)を通る様子を、作業船を使って見てもらいました。大きな閘門のゲートが動く様子は、普段はなかなか見られません。
 熱心にメモをとる方や写真を撮る方が見受けられました。

 参加者はこの後、吉野川北岸工業用水道の浄水場と製菓会社の工場見学に向かいました。水資源の大切さを実感した一日となったことでしょう。

所長あいさつ
所長あいさつ
クイズをまじえての概要説明
クイズをまじえての概要説明
機器の役割を説明
機器の役割を説明
集合写真
集合写真
 閘門のゲートが上昇
閘門のゲートが上昇
作業船が閘室に進入
作業船が閘室に進入

■2017/09/05 平成29年度地震防災訓練を実施

 旧吉野川河口堰管理所では平成29年9月1日(金)、午前7時30分に室戸沖を震源とする震度7の地震が発生したという大規模地震・大津波を想定した訓練を実施しました。

 午前中は、地震発生時に、管理所で勤務する全員が、災害用伝言板を利用した安否情報の伝達を行い、管理所に参集後は、今切川(いまぎれがわ)河口堰と旧吉野川河口堰施設の臨時点検を行いました。
 大津波警報が発令されたとの想定で、管理所屋上から目視による今切川河口堰施設の点検と管理所内の点検を行いました。
 旧吉野川河口堰と鍋川閘門(こうもん)は情報伝達経路が断たれたとの想定のため、両施設の遠隔操作が管理所からは出来なくなったとして、津波襲来にあわせて今切堰のゲートのみ緊急的に操作する訓練を行いました。

 その後、地震発生から24時間経ち、津波が収束した想定で、被災した旧吉野川河口堰と鍋川閘門の現地点検を行う訓練を行いました。
 午後からは、防災用資機材の取扱確認と鍋川閘門からの避難訓練を行いました。

 今後とも、地震時のみならず、防災対応に係る訓練を積み重ね、適正な河口堰管理と安全確保に努めていまいります。

防災本部では情報収集&情報伝達
防災本部では情報収集&情報伝達
班長から班員へ施設点検指示
班長から班員へ施設点検指示
管理所屋上から目視点検
管理所屋上から目視点検
災害掲示板で安否確認
災害掲示板で安否確認
 投光機の取扱を確認
投光機の取扱を確認
鍋川閘門からの避難経路を確認
鍋川閘門からの避難経路を確認

■2017/08/31 西側広場の花壇

 管理所の西側に小さな広場があります。
四阿(あずまや)や記念碑、慰霊碑などがあり、河口堰施設の説明看板が設置されています。

 花壇には、夏の花ヒャクニチソウやセンニチコウが咲き乱れています。先日の台風5号の風で倒れて心配しましたが、猛暑に負けず元気に復活しました。

 これからも地元の方の憩いの場として、親しまれてほしいものです。

西側の広場
西側の広場
河口堰を訪れた人を迎えます
河口堰を訪れた人を迎えます
ヒャクニチソウが台風に負けずに復活
ヒャクニチソウが台風に負けずに復活
センニチコウも広場を彩ります
センニチコウも広場を彩ります

■2017/08/23 矢上(やがみ)の大クス

 徳島県藍住町内の春日神社境内に、矢上の大クスと呼ばれる巨木があります。

 この地域は、平安時代には朝廷の直轄領であり、神社は鎌倉時代に造営されたそうです。
大クスは、樹齢1200年とされていますので、平安時代には既に生えていたことになります。

 どっしりとたたずむ姿は貫禄十分。過去の台風や火災で太い幹は途中で失われ、根本には大きな空洞がぽっかりと開いています。
かつては衰弱していたそうですが、地元の方々の手当の甲斐があり、今は生き生きとしています。 この地域は吉野川の氾濫地帯であり、肥沃な土地が巨木を育んだのでしょう。

春日神社の社殿
春日神社の社殿
大クスが鎮座
大クスが鎮座
大きな空洞が開いています
大きな空洞が開いています
まるでオブジェのよう
まるでオブジェのよう

■2017/08/09 「吉野川クリーンアップ大作戦」に参加

 平成29年7月29日(土)に、「吉野川クリーンアップ大作戦」が行われました。

 この取組は、「吉野川フェスティバル2017」の一環として、会場周辺の吉野川河川敷の清掃活動を行う恒例行事です。
 川の清掃活動を通じて、川により親しんでもらうことを目的にしています。

 旧吉野川河口堰管理所からは5人がボランティア参加しました。早朝、大勢の市民の皆さんがフェスティバルステージ前に集合し、準備体操の後、吉野川橋から下流の吉野川大橋まで約1.5kmの清掃活動を行い、大量のゴミを収集しました。
 
 今後も地道に環境美化活動に取り組んでいきます。

吉野川橋下流部を清掃
吉野川橋下流部を清掃)
橋上流部も清掃
橋上流部も清掃
フェスティバル会場も清掃
フェスティバル会場も清掃
分別作業
分別作業

■2017/08/04 JICA研修で水草回収船デモ

 平成29年8月3日(木)、旧吉野川河口堰管理所にJICA(国際協力機構)のインドネシア研修生10人が見学に訪れました。

 2週間かけて日本国内の河川行政について受講され、各地の国交省、県、水機構の事業所で学ばれます。徳島では水草対策の仕組みを学び、その一環として水機構の水草回収船「牛王(ごおう)」について見学しました。

 当日は、水機構事業についての概要説明の後、実際に水草回収船が運航する様子を見てもらいました。インドネシアでも、ホテイアオイの異常繁殖が取水や放流の障害になっており、研修生との熱心な質疑応答がなされました。

 その後、操作室において、河口堰の監視施設や閘門(こうもん)操作も見てもらい、充実した講義となりました。

河口堰施設の概要説明
河口堰施設の概要説明
水質について質疑応答
水質について質疑応答
水草回収船「牛王 (ごおう) 」登場
水草回収船「牛王 (ごおう) 」登場
写真、動画撮影
写真、動画撮影
 動きを確認
動きを確認
操作室説明
操作室説明
 お礼の品をいただきました
お礼の品をいただきました
和やかな集合写真
和やかな集合写真

■2017/08/03 安全協議会で慰霊行事

 平成29年8月2日(水)、旧吉野川河口堰管理所安全協議会で慰霊の行事を行いました。
毎月の安全協議会では、労働災害防止のため、発注工事現場の安全パトロールや、事故防止対策の話し合いなどを行っています。

 今回は、「過去の死亡事故事例を風化させない取組」を行いました。
水機構関係者が管理所西側の広場にある慰霊碑前に集合し、旧吉野川河口堰と今切川(いまぎれがわ)河口堰の建設時期に発生した、2件の労災事故を確認しました。

 慰霊碑の周辺を清掃した後、犠牲になられた2名の方のご冥福と事故再発防止を祈念して、黙祷をささげました。
 今後、同様の重大事故が発生しないよう、安全に十分留意して業務を実施していきます。。

慰霊碑を清掃
慰霊碑を清掃
花壇の周りも清掃
花壇の周りも清掃
ブロアーも使います
ブロアーも使います
花の蜜に誘われてオオスカシバ来訪
花の蜜に誘われてオオスカシバ来訪
 献 花
献 花
全員黙祷
全員黙祷

■2017/08/03 「とくしま打ち水大作戦2017」に参加

 8月1日は「水の日」で、この日から1週間が「水の週間」です。
限りある水資源の大切さ、水資源開発や施設管理の重要性を啓発するため、全国で様々な行事が行われます。

 旧吉野川河口堰管理所では、7月29日に徳島駅周辺で行われた、「とくしま打ち水大作戦2017」に参加し、水の週間のPR活動を行いました。
 打ち水は、朝夕に家の周りや道路に水を撒き、水が蒸発する時に気化熱がうばわれる原理を利用して涼を得る、昔ながらの庶民の知恵です。

 今回は、まず駅前でデモンストレーションを行い、本番はアミコビル2階時計前広場で行われました。打ち水の効果を確認するため、地表の温度を測った結果、4度も低下しました。
 打ち水には、生活排水の再処理水を使用しており、家庭で行う時には、風呂の残り湯の使用を薦めて、水の有効活用を啓発していました。
 皆さんもご家庭で打ち水にトライしませんか。

水の週間をPR
水の週間をPR
駅前でデモンストレーション
駅前でデモンストレーション
一斉に水撒き
一斉に水撒き
涼しくなぁれ
涼しくなぁれ
 すだちくんとカワニーも応援
すだちくんとカワニーも応援
4度も温度が下がりました
4度も温度が下がりました

■2017/08/03 「吉野川フェスティバル2017」にて広報ブース出展

 旧吉野川河口堰管理所では、平成29年7月29日(土)・30日(日)に、「吉野川フェスティバル2017」において、吉野川本部と共同で「水資源機構」のブースを出展しました。
 
 このイベントは毎年吉野川河川敷で開催される、徳島の夏の一大イベントであり、水機構では水の大切さと事業のPRのために、テントブースでのパネル展示やお子様向けの工作等を行ってきました。
 
 今回は、「竹水鉄砲」の作成と、「木製コースターの絵付け」を行いました。
昔懐かしい竹水鉄砲は、旧吉野川河畔の竹林から、職員が切り出したものを使いました。
 コースターは、職員が早明浦ダム周辺の水源の森を守るために、間伐を行った際に切り出したヒノキの間伐材を加工したものです。
 
 ブースには多くの家族連れが訪れ、苦労しながら水鉄砲を作ったり、思い思いの絵をコースターに描いていました。同時に、吉野川本部管内の施設のパネル展示とアンケート調査も行いました。
 吉野川では、SUP(スタンドアップパドルボード)の講習会や遠泳、吉野川遊覧。ステージでは、ご当地ヒーローショウやバンド演奏などが行われ、猛暑に負けずに会場を盛り上げていました。

水の週間をPR
水の週間をPR
竹で水鉄砲を作ろう
竹で水鉄砲を作ろう)
やった! 当たったよ!
やった! 当たったよ!
コースターに画を描こう
コースターに画を描こう
みんなで遊ぼう!
みんなで遊ぼう!
的に向かって ウリャー!
的に向かって ウリャー
大盛況!
大盛況!
マリンスポーツ 気持よさそう
マリンスポーツ 気持よさそう
 ご当地アイドルも挑戦
ご当地アイドルも挑戦
やだ~ なんか楽しぃ~
やだ~ なんか楽しぃ~

■2017/08/03 「吉野川フェスティバル2017」の夜

 平成29年7月28日~30日に、徳島市の吉野川河畔で「吉野川フェスティバル2017」が開催されました。

 このイベントは今年で29回目を迎える徳島の夏の大イベントであり、大勢の人で賑わいます。

 特に夜は、美味しいバーベキューと楽しいステージ、花火と阿波踊りも楽しめるとあって、どっとお客さんが繰り出します。屋台ではたこ焼き、からあげ、ケバブなどB級グルメが充実しています。
 今年は好天に恵まれ大盛況でした。7月に徳島へお出かけの際は是非お立ち寄りください。

夕方の会場
夕方の会場
ビールが旨い!
ビールが旨い!
遠藤徳島市長の挨拶
遠藤徳島市長の挨拶
ステージでは熱い演奏
ステージでは熱い演奏
 盛り上がってるぜぃ!
盛り上がってるぜぃ!
フィナーレは見事な阿波踊り
フィナーレは見事な阿波踊り

■2017/07/13 平成29年度優良工事・優良業務表彰を実施

 平成29年7月12日(水)、平成29年度優良工事・業務受注者表彰を実施しました。

 水資源機構では、特に優秀で他の模範となる工事、業務を選定し受注者を表彰しています。
今回、平成28年度中に完成した工事の中から、旧吉野川河口堰制水ゲート3号外整備工事を施工した「日立造船(株)」を優良工事受注者表彰、合わせて同工事を安全管理優良工事表彰しました。

 また、業務では河口堰変位量観測及び河床変動観測業務を実施した「近畿実測(株)」及び旧吉野川河口堰外水質調査業務を実施した「ニタコンサルタント(株)」の2社に対し優良業務受注者表彰と各社の主任技術者を優秀技術者表彰しました。
 
 当日は、表彰についての趣旨説明のあと所長から表彰状を授与し、水機構の経営理念(安全で良質な水を安定して安く提供する)に寄与する業務執行であったとの祝辞を述べました。
 これに対し、受注者の代表者からは「今後もより良い工事等を遂行していきたい」との謝意が返されました。
 
良い仕事は、発注者と受注者が互いに協力してこそ生まれます。これからも多くの工事等が選定されることを望みます。

優良工事表彰 日立造船(株)
優良工事表彰 日立造船(株)
優良業務表彰 近畿実測(株)
優良業務表彰 近畿実測(株)
優良業務表彰 ニタコンサルタント(株)
優良業務表彰 ニタコンサルタント(株)
喜びの受賞者の皆様
喜びの受賞者の皆様

■2017/07/11 水辺で乾杯 in 新町川

 平成29年7月7日午後7時7分に、水辺で全国一斉に「乾杯」して水辺を楽しむ
イベントが、NPO法人新町川を守る会の主催で開催されました。

 徳島市内では新町川の水際公園が会場になり、中村理事長の挨拶の後、国交省徳島河川国道事務所の島本所長の発声で約50人の参加者が一斉に乾杯しました。

 徳島県では、7月24日を「とくしま藍の日」に定めたことから、来場者は藍色の物を身に着けるルールです。

 乾杯の後、元アナウンサー岩瀬さんらによる朗読劇やバンドの演奏など、楽しい催しが続きました。空模様が心配されましたが、月明かりの下、川面に夜景の明かりが映え、和やかな交流の場となりました。

中村理事長の挨拶
中村理事長の挨拶
島本所長の発声
島本所長の発声
7時7分7秒 一斉にカンパ~イ
7時7分7秒 一斉にカンパ~イ
岩瀬さんの詩の朗読
岩瀬さんの詩の朗読
 朗読劇 「銀河鉄道の夜」
朗読劇 「銀河鉄道の夜」
楽しい催しにご機嫌
楽しい催しにご機嫌

■2017/07/10 古代ハス

 徳島県板野町内の松谷川沿いに、「古代ハス」が咲く親水公園があります。

 四国霊場奥之院の「愛染院」南に位置し、県の河川改修工事に合わせて整備されました。
地元の方が、近隣の県立埋蔵文化センターから譲り受けた古代ハスやスイレンなどを植え付け
ました。
 古代ハスは通常のハスよりも小柄で、直径30センチほどの葉と桃色の可憐な花が特徴です。

 7月に入り徐々に開花し、四国霊場を巡るお遍路さんの癒しの場になっています。

アガパンサスやアジサイなども咲いています
アガパンサスやアジサイなども咲いています
群生する古代ハス
群生する古代ハス
小ぶりで可憐な花
小ぶりで可憐な花
遍路みちの癒しスポットです
遍路みちの癒しスポットです

■2017/06/28 船舶操縦訓練を実施  

 平成29年6月27日(火)、旧吉野川河口堰管理所において、船舶操縦訓練を実施しました。

 当管理所には、作業船「KINTOKI」と水草回収船「牛王(ごおう)」の2隻が配備されており、巡視、水上作業の広汎業務と水草・塵芥回収作業に使用されています。

 当日の訓練では、まず会議室で船の取扱、航行の安全管理、航路の危険箇所などを確認し、その後、実技操縦訓練を行いました。機械担当の職員が先生となり、出航前の点検を行った後、実技操縦訓練を行いました。
 4月の異動で転入した職員もいて、慣れない船に苦労しながらも、真剣に操縦技術の習得に取り組みました。
 今後も全員が訓練を経験し、適正な管理業務に努めて参ります。

危険箇所を確認
危険箇所を確認
燃料、電源、計器の確認
燃料、電源、計器の確認
運航前の点検事項の確認
運航前の点検事項の確認
「牛王」上昇中
「牛王」上昇中
 「KINTOKI」着岸訓練
「KINTOKI」着岸訓練
操縦感覚が独特です
操縦感覚が独特です
慎重に でも滑らかに操縦できるかな
慎重に でも滑らかに操縦できるかな
少し慣れた?
少し慣れた?

■2017/06/27 「2017 さめうら水源の森 春の上下流交流会」に参加

 平成29年6月23日(金)・24日(土)にかけて、「2017さめうら水源の森春の上下流交流会」が開催され、旧吉野川河口堰管理所から5人が参加しました。

 この交流会は、吉野川の水源地域と下流地域の人達が集い、森の下草刈り・植樹などを協働して行い、水源地の環境を整備することの大切さを体感するとともに、相互の交流を深める場です。
 水機構も参加している「さめうら水源の森ネットワーク」の主催により、毎年春と秋の2回開催されています。
 
 初日は「さめうら水源の森」の「3001年の森」において、上流地域の「れいほくNPO」、下流地域の「新町川を守る会」などから約50人が参加して、下草刈りと看板の移設を行いました。
 夜は、地元の大川村長さんらを交えての交流会が開催され、「かみかつ里山倶楽部」から活動報告がなされました。
 その中では、森づくりに興味を持ってもらうためには、様々な参加しやすいイベントを継続することが必要であり、実体験を通して自然と接してもらう事が重要であるとの提言がなされました。その後は、和やかな交流の場となりました。

 2日目は村役場対岸の森の下草刈りを行い、夏草が繁茂する中、汗みどろの作業となりました。植樹したエドヒガンザクラの苗木が育ち、春にはたくさん咲いたそうです。
もっと大きくなって桜の名所になってほしいものです。

1日目の下草刈り
1日目の下草刈り
看板移設準備
看板移設準備
移設完了 メキシコ、トルコ、カナダからの留学生も協力参加
移設完了 メキシコなどからの留学生も協力参加
お疲れさま
お疲れさま
新町川を守る会 中村理事長の挨拶
新町川を守る会 中村理事長の挨拶
かみかつ里山倶楽部 原田さんの活動報告
かみかつ里山倶楽部 原田さんの活動報告
大川村は元気です
大川村は元気です
交流の輪が広がります
交流の輪が広がります
 斜面での作業はしんどい!
斜面での作業はしんどい!
すごい草です
すごい草です

■2017/06/16 熱中症対策講習会を開催

 平成29年6月15日(木)、旧吉野川河口堰管理所で熱中症対策講習会を開催しました。

 今後、気温・湿度の上昇に伴い、熱中症の発生が懸念されるため、職員、受注者、関係者ら24人が熱中症対策の正しい知識を学んで、労働災害防止に役立てることを目的に開催しました。 
 工業用水のエンドユーザーでもある大塚製薬(株)徳島支店徳島営業所に講師をお願いし、熱中症が起こる原因と対策について受講しました。

 熱中症の発症が、業態では建設業が最も多いこと。防止のためには、作業前の水分・塩分・イオン補給と作業中のこまめな補給が重要であること。
身体が暑さに慣れるための順化期間が必要であることなどが述べられました。講義後には参加者から多くの質問があり、有意義な講習となりました。

大塚製薬(株)からの講師 安村徳島営業所長
大塚製薬(株)からの講師 安村徳島営業所長
暑さ指数(WBGT)の説明
暑さ指数(WBGT)の説明
発生時の処置方法の説明
発生時の処置方法の説明
質疑応答の様子
質疑応答の様子

■2017/06/02 アドプト・プログラム

 平成29年5月31日に、今年度最初の河川清掃を行いました。

 この取組は、アドプト・プログラムの活動として実施しています。
アドプト・プログラムとは、地元企業や住民が、道路や川の土手などの公共物を自分の養子とみなし、定期的に清掃活動を行うボランティア制度です。

 旧吉野川河口堰管理所は、平成14年度から吉野川交流推進会議のアドプト・プログラム活動に参加しており、年に数回今切川(いまぎれがわ)河口堰の上流部で清掃活動を行っています。

 この吉野川交流推進会議は、吉野川に関連した学習活動なども行っており、8月には当管理所をはじめ、徳島県北岸工用水の浄水場や大塚食品の工場の施設見学も行っています。
終業時刻後の短い時間でしたが、ペットボトルや食品トレーなどの生活ゴミが集まりました。
今後も周辺の環境美化に努めてまいります。 

上流へ向かいます
上流へ向かいます
食品トレーが多いです
食品トレーが多いです
ペットボトルも多いです
ペットボトルも多いです
足下に気を付けて
足下に気を付けて
 軽トラで回収
軽トラで回収
計量します
計量します

■2017/05/11 洪水対応演習を実施

 平成29年5月11日(木)、旧吉野川河口堰管理所において洪水対応演習を実施しました。
 
 演習の目的は、洪水時に関係機関への情報伝達や手動操作でのゲート操作等を的確でかつ迅速に行えるようにすることです。
 職員は、役割分担に応じて各班に分かれて行動します。
水位、降雨状況、潮位などを把握しゲート操作法を確認し操作する操作班、関係機関へ防災情報をFAX伝達する事務班、ゲート操作に伴う施設点検を行う施設管理班に分かれます。

 施設管理班は実際に現場へ出動し、機械や電気通信設備に異常がないか、堰のゲート付近に作動の妨げになる流木や塵芥が漂着していないか等を確認します。

 また、新しい取組として、タブレット端末を使いテレビ電話により、操作班と施設管理班が故障箇所や施設の状況を、映像と音声で相互に確認する訓練を行いました。
演習には徳島新聞の記者さんが来所され、今切川(いまぎれがわ)河口堰で施設点検している様子を取材されました。
 午後からは、放流警報設備の起動操作、衛星携帯電話の操作訓練などを行いました。
このような訓練を基に、適切な管理業務の実施に努めてまいります。

 

操作室にて施設点検出動指示
操作室にて施設点検出動指示
予備発電機を点検
予備発電機を点検
タブレット端末から点検状況報告
タブレット端末から点検状況報告
流木や塵芥が漂着してないか?
流木や塵芥が漂着してないか?
 放流警報設備の操作訓練
放流警報設備の操作訓練
衛星携帯電話の操作訓練
衛星携帯電話の操作訓練

■2017/04/26 危険な箇所がないか点検 平成29年度一般利用施設の安全点検

 平成29年4月20日(木)に今切川河口堰、25日(火)に旧吉野川河口堰において一般利用施設の安全点検を実施しました。
 この取り組みは毎年春の大型連休前に、一般の方が利用するにあたり危険な箇所がないかを利用者の目線で点検するものです。点検には河口堰が位置する地元自治体である徳島市・北島町(今切堰)、松茂町(旧吉堰)の職員の方にも参加していただきました。

 点検の結果、軽微な補修が必要な箇所がありましたが、危険な箇所は見当たりませんでした。
ただし、両河口堰とも管理橋が一般の方が通行できるようになっており、自動車や自転車の通行量が多い上、道幅が狭いので通行の際には注意が必要です。
通行される方はくれぐれも安全運転でお願いします。

 皆様の目で見られて、管理施設に何か気になることを見つけられた時は、旧吉野川河口堰管理所までお知らせください。

今切川河口堰で点検箇所の確認
今切川河口堰で点検箇所の確認
危険箇所は無いかな
危険箇所は無いかな
旧吉野川河口堰上の道路標識を確認
旧吉野川河口堰上の道路標識を確認
マンホールは大丈夫?
マンホールは大丈夫?

■2017/04/25 牡丹寺

    鳴門市里浦町に、通称「牡丹寺」と呼ばれる観音寺があります。
   大輪の見事なボタンが咲き、4月末まで「牡丹祭り」が開催されます。

   見ごろを迎え、大勢の見物客でにぎわっていました。

豪華な花たち
豪華な花たち
気品と妖艶さが共存
気品と妖艶さが共存
真言宗の観音寺
真言宗の観音寺
立派な庭園
立派な庭園

■2017/04/17 チューリップ公園とナシ畑

 板野郡北島町に、「北島チューリップ公園」があります。北島中央公園の一角に、たくさんのチューリップが植えられています。
 ちょうど開花の時期を迎え、大勢の見物客でにぎわっていました。

 当日は快晴で、付近の保育園児が遠足に来場し、チューリップを眺めて可愛い歓声をあげています。父兄や見物客は盛んにカメラやスマホで写真を撮っていました。

 周りのナシ畑では、ナシの花が満開です。可憐な花が咲きほこり、夏の実りが楽しみです。

満開のチューリップ公園
満開のチューリップ公園
可愛い歓声が響きます
可愛い歓声が響きます
今が盛り
今が盛り
ビロードのよう
ビロードのよう
 ナシの花と菜の花のコラボ
ナシの花と菜の花のコラボ
ナシの花がほころびます
ナシの花がほころびます
 白く可憐な花
白く可憐な花
畑が一面に広がります
畑が一面に広がります
独立行政法人水資源機構ロゴマーク
独立行政法人 水資源機構
旧吉野川河口堰管理所

〒771-0144 徳島県徳島市川内町榎瀬841 Tel.088-665-1435 Fax.088-665-1374
E-mail/kyuyoshi@mbs.sphere.ne.jp