北総東部地域は、台地と谷津田地帯となっていました。 明治時代から入植者によって、水田や畑が造られるようになりましたが、水源がなく天水と湧き水だけに頼ってきました。 このため、落花生やさつまいもなど、乾燥に強い畑作が中心でした。そこで、水の乏しい北総台地に、豊かに流れる利根川の水を運ぶために北総東部用水事業が生まれました。
北総東部用水は利根川から水を取水し、パイプラインやファームボンドを通じて 香取市、匝瑳市、旭市、成田市、多古町、東庄町、神崎町の4市3町にまたがる約4,300ヘクタールの農地及び北総中央地区約4100ヘクタールの農地に、かんがい用水として送っています。 利根川の水は、船戸機場によってくみ上げられ、本線を通じて返田機場に送りさらに東・西・北幹線、田良貝線を通じて水田や畑に送っています。 また、西幹線から分水した、北総中央地区の水田や畑にも送水しています。