①洪水に備える
ダムは洪水に備えて、台風や大雨による洪水の起きやすい季節に、あらかじめ貯水位を下げて洪水を貯めるための容量を確保しています。 (洪水貯留準備水位)
②洪水を貯める
大雨が降り、洪水になるとダムに流入する一部を貯水池に貯め、下流の水位を低く抑え、被害を小さくします。(洪水調節)
③次の洪水に備える
大雨が止み、洪水が過ぎ去ると、ダムに流れ込む水量も少なくなります。貯水池は洪水を貯めた分、水位が高くなっているので、次の洪水に備えて、下流の川の状態を見ながら貯めた水を放流します。(洪水調節後の水位低下)