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「水のプロ集団」として 国民の期待に応えてまいります
令和6年4月 独立行政法人 水資源機構 金尾健司
水資源機構は、ダムなどの水源施設から水路ネットワークまでを一体的、広域的に管理し、国民生活や社会経済活動に欠かせない水の安定供給と洪水から国民の生命と財産を守るという重要な使命を担う組織です。
前身である水資源開発公団時代から60年を超える長きにわたり、我が国の全人口の半分以上の方々の生活に関わる7水系で水資源開発施設を建設し、その管理を行い、首都圏、中部圏、近畿圏などの大都市圏に水を安定的に供給することを通じ、我が国の国民生活の向上と産業経済の発展に寄与してまいりました。
昨今は、気候変動による渇水や異常洪水などの気象災害リスクの高まりへの対応、カーボンニュートラルといった地球温暖化への対応、大規模地震の切迫、待ったなしの老朽化対策など、水資源機構が担う使命やその役割を果たすため、諸課題への対応が厳しさを増しています。
こうした諸課題にしっかり対応すべく、業務を効率化し、培ってきた技術を維持向上させ「水のプロ集団」としての人財の育成と研鑽を重ねることで、組織力を向上することを通じて、引き続き水資源開発施設の適切な管理・建設に努め、社会に貢献してまいります。
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