■琵琶湖開発事業の概要

琵琶湖開発事業は、琵琶湖総合開発計画の一環として琵琶湖治水および水資源開発を目的に実施したものです。

本事業では、湖岸堤・管理用道路及び内水排除施設等を新築または改築し、瀬田川洗堰の操作と併せて、琵琶湖周辺の洪水を防御するとともに、下流淀川の洪水流量の低減をはかるための治水対策と瀬田川洗堰を改築し、大阪府内及び兵庫県内の都市用水として、毎秒40立方メートルの供給を可能ならしめるための利水対策を行いました。さらに琵琶湖水位の変動による湖周辺施設や生物環境などへの影響を軽減するため、水位低下対策を実施しました。
事業の概要は以下のとおりです。


事業経緯

琵琶湖開発事業の経緯

昭和43年

5月

建設省において実施計画調査着手

昭和47年

6月

琵琶湖総合開発特別措置法公布

9月

淀川水系水資源開発基本計画の全部変更(琵琶湖開発事業の追加)

12月

建設省、水資源開発公団に琵琶湖開発事業に関する事業実施方針の指示

内閣総理大臣、琵琶湖総合開発計画を決定

昭和48年

2月

建設大臣、琵琶湖開発事業の事業実施計画を認可

3月

建設省、琵琶湖開発施設事業を水資源開発公団に承継

4月

水資源開発公団、琵琶湖開発事業建設部を発足

平成4年

2月

建設大臣、琵琶湖開発施設に関する施設管理方針の指示

3月

建設大臣、琵琶湖開発施設に関する施設管理方針の認可

瀬田川洗堰(バイパス水路を含む)操作規則制定

大同川水門等操作規則制定

4月

水資源開発公団、琵琶湖開発総合管理所を発足、琵琶湖開発総合管理を開始

平成15年

10月

水資源開発公団、水資源機構へ移行


事業内容

琵琶湖開発事業で実施した主な内容は次のとおりです。
この他、琵琶湖からの逆流を防止するための樋門や水門等、また、内水面の水位維持を行うため、給水機場や起伏堰を設置しました。

琵琶湖開発事業の事業内容

区分

種別

数量

治水対策

 

治水対策について 詳しくはこちら

湖岸堤及び管理用道路の新築

50.4km

内水排除施設の新築

14機場

湖岸堤関連河川の改修

13河川

瀬田川浚渫

約133万m3

 

利水対策
及び
水位低下対策

 

利水対策について 詳しくはこちら

南湖浚渫

瀬田川洗堰の改築(バイパス水路)

1式

水位低下対策
 農業用水施設
 上水道施設
 工業用水施設
 水産施設
 港湾等施設
 河口処理
 その他


約16,800ha
29施設
17施設
156施設
71港
54河川
1式

管理設備

 

1式