水質保全状況

○ 水質監視
草木ダムでは、貯水池の水質状況を把握するため、定期水質調査(1回/月)に加えて、管理所内に水質分析室を設置し以下の調査を行っています。
・重金属分析(週1回。洪水時には1回/日)
・プランクトンの計測(毎日。プランクトンの発生量が少ない時期は1回/週)


○ ピコプランクトン対策
草木ダムでは、下流の浄水場で濁度障害が発生しないように表層取水設備を運用し、ピコプランクトンの少ない層から水を取水し下流に放流するように努めています。
令和2年6月9日時点における貯水池表層のピコプランクトンの発生量は限定的であり、下流の浄水場で濁度障害が発生するレベルにはないことから、表面取水設備は平常時の運用を行っています。
今後もピコプランクトンの発生状況について注意深く見守ると共に、適切に表面取水設備の運用を行っていく予定です


○ カビ臭原因生物対策
かつて草木ダムでは、カビ臭の原因生物であるフォルミディウム(植物プランクトンの1種)が大量に発生していたことから、その発生抑制対策として曝気循環設備(5基)を導入しており、曝気循環設備の本格運用を開始した平成10年以降カビ臭による障害は報告されていません。
令和2年は、曝気循環装置の運用を5月8日に運転台数1基で開始しました。その後も、貯水池の水温や植物プランクトンの発生状況等を見ながら適宜運転台数を変更しながら運用を行っており、6月9日時点では3基で運用を行っています
令和2年は、これまでのところカビ臭による障害は報告されていませんが、引き続き水質状況に留意すると共に、曝気循環装置の適切な運用に努めていきます。