水質項目説明

●臭気(冷時)
  水の臭いです。

●水温
  水の温度です。

●濁度
  水の濁りの程度を表すものです。濁りの原因となっている物質には、粘土性物質、プランクトン微生物、有機物質などがあります。

●DO(溶存酸素)
  水中に溶解している酸素の量です。水の自浄作用や水生生物の生存に不可欠なものです。

●pH(水素イオン濃度)
  水の酸性、アルカリ性の度合いを表すもので、7が中性で、7より大きいものはアルカリ性、小さいものは酸性になります。

●BOD(生物化学的酸素要求量)
  有機物汚染の指標で、値が大きいと悪臭などが発生しやすくなります。

●COD(化学的酸素要求量)
  水中の有機物を酸化剤で酸化する際に消費される酸化剤の量を酸素量に換算したものです。

●SS(浮遊物質)
  水中に浮遊している粒子状物質のことです。値が大きいと濁りや透明度などの外観が悪くなるほか、魚類のえらを塞いでしまったり、水中植物の光合成に影響します。

●大腸菌群数
  大腸菌群の数のことです。

●T-N(総窒素)
  窒素化合物全体のことで、無機態窒素と有機態窒素に分けられます。動植物の増殖に欠かせない元素で、富栄養化の目安になるものです。この値が大きくなると、赤潮・アオコを引き起こします。

●T-P(総リン)
  リン化合物全体のことで、T-N(総窒素)と同様に富栄養化の原因になります。

●クロロフィルa
  植物プランクトンの現存量のことです