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Job
水資源機構で働く職員一同が「水のプロ集団」として、それぞれの領域で専門性を活かして活躍しています。 各職種が安全で豊かな社会づくりのためにどのような業務に携わっているかを紹介します。
ダムや水路施設等の計画、設計、施工監理、施設の管理運用、環境調査、インフラシステムの海外展開、技術開発等を行います。
ダムや水路等の新築や改築(ダム再生や水路の耐震化等)にあたっては、関係省庁や関係都府県等との調整を行いながら計画を策定します。計画を策定したら、測量や地質、環境に関する調査を行い、その後施設の設計、施工を行います。調査や設計、施工についてはコンサルタント会社や建設会社に発注するため、職員は適切な調査、設計、工事が行われているかを監督し、施設を完成させます。 このほかにも、地域の状況の調査(水の利用、営農や土地利用)、ダムや水路等の改築事業等を実施した場合の経済効果の算定なども行います。
施設の運用(操作)について、ダムは、洪水時には降雨量や流入量を予測し、ダムに水を貯め込むためのゲート操作を行い洪水被害の防止・軽減に努めます。渇水時には必要な量の水を河川に供給するためのゲート操作を行い、水の安定供給に努めます。 水路については、利水者からの取水申し込みに対して、河川及び水路の流況を踏まえながら、水を送るためのゲート操作を行い、水の安定供給に努めます。また、防災対応や水の安定供給に支障をきたさないよう、点検や維持補修工事等の維持管理も行います。 なお、近年では、施設管理のDX 推進(遠隔化、自動化、可視化)やIT 技術を活用した職員等支援による業務の効率化・高度化を推進しています。
ダムや水路等の施設の新築や改築は、動植物の生息・生育環境への改変を伴います。また、ダムや水路等の施設の管理においては、周辺環境の変化、貯水池の水質変化、ダム下流河川の環境変化などが伴います。そのため、施設の新築や改築においては、自然環境の保全のために調査・影響予測を実施し、その結果に基づいて環境保全対策を行います。施設の管理においては、安全で良質な水を供給するため、各施設において水質の保全に努めるとともに、施設周辺の自然環境の変化を把握し、必要に応じて環境に配慮した取り組みを行います。
2018年入社M.K
2018年入社O.A
2021年入社O.A
2019年入社I.M
ダムや水路施設等における電気通信設備(電気設備、通信設備、監視制御設備、情報処理システム)の計画、設計、積算、施工管理、維持管理、更新計画策定等を行います。近年では、施設管理のDX 推進(遠隔化、自動化、可視化)やIT 技術を活用した職員等支援による業務の効率化・高度化を推進しています。
各設備に必要な電源を供給するため特別高圧受変電設備、高圧受変電設備、非常用予備発電設備などを設置しています。いかなる状況においても電源を安定して供給するために、状態監視や点検・整備を行っています。管理用水力発電など再生可能エネルギーや省エネルギーの取り組みも行っています。
ダムや水路施設等の重要な施設を維持するために、さまざまな通信設備を設置しています。専用の通信回線網は、通常時・災害時において、正常に通話やデータ伝送が行えるように造られており常に正常な状態に維持管理しています。通信の業務は、設備の運用管理から通信回線の調査設計や電波法に基づく申請などを行います。
管理する施設には、施設全体を集中監視制御するための監視制御設備を設置しています。監視制御設備は、ダム・堰の操作や農業用水・水道用水等の確実な供給を行うための遠方監視制御、流入量予測、雨量、水位等、各種データの演算処理を行っています。電気通信職はこれらの設備の計画・設計、運用管理(操作)等を行います。
職員は仕事でいろいろな情報システムを利用して、効率的に業務を実施しています。その基盤となるネットワークや各情報システムの構築、運用管理をするのも電気通信職の仕事です。情報セキュリティ対策にも力を入れて、安心・安全のシステム運用に取り組んでいます。
2021年入社S.S
ダムや水路施設等における機械設備(ゲート、ポンプ等)の計画、設計、積算、施工管理、設備のメンテナンス、オペレーション、更新計画策定等を行います。近年では、施設管理のDX 推進(遠隔化、自動化、可視化)やIT 技術を活用した職員等支援による業務の効率化・高度化を推進しています。
ダム・堰や水路・ポンプ場に設置する機械設備の機能や形式等を計画し、それにかかる費用の算出や工事発注を行います。工事発注後、計画している設備が適切に製作・設置されているか施工業者を監督し、設備を完成させます。また、完成してからは、設置した設備が正常に稼働するように点検するとともに、将来(いつ)、どのように、どのくらいの費用をかけて整備(更新)していく必要があるか計画を立て、予算を確保して維持管理していきます。 さらに、設備故障などの緊急時には、迅速な対応が必要なことから、自ら調査を行うとともに、故障箇所と原因を特定し、復旧させることもあります。
2014年入社S.H
ダムや水路施設等を管理するために必要な建築物等の計画、設計、積算、施工管理、点検等を行います。
職員が勤務する事務所、生活する宿舎、電気通信及び機械設備を格納する建屋等を建築します。建築物の設計・施工においては、社会性、環境保全性、安全性、機能性及び経済性の確保を図り、長期にわたり使用できることを考慮して実施しています。建築物の完成後は長期保全計画を策定し、定期点検を通じて建築物を良好な状態で保つことができるよう、保全に努めています。また計画的な修繕・水まわりの改修のほか、老朽化した宿舎は現代のライフスタイルに合わせたリノベーションも行っています。
2020年入社I.Y
総務、人事、経理・契約、用地補償関係等の業務を行い、幅広いフィールドで水資源機構を支えます。このほかにも、地域の状況の調査(水の利用、環境、営農や土地利用)、施設の改築等の計画づくり、その計画により事業を実施した場合の経済効果の算定なども行います。近年では、一般事務のDX 推進(各部門の業務に係るシステム間の機能連携など)やIT 技術を活用した職員等支援による業務の効率化・高度化を推進しています。
事務所の窓口を担うとともに、事務所内の総合調整や水資源機構のPR(イベントの実施やSNSでの広報活動)、職場や住まい(宿舎)を適切に管理することで職員が働きやすい環境を整えることなどを行います。
組織の窓口
総合調整
広報
庁舎・宿舎管理
事務所職員の勤怠管理や給与計算を行うとともに、社会保険関係の手続きや健康診断の実施等の福利厚生に関する業務を行います。
服務
給与
福利厚生
事務所の出納管理や物品の購入・工事発注等に係る発注手続きや契約書の取り交わしなどの契約手続きを行います。
出納管理
発注・契約等に係る手続き
施設を作るための土地の取得やそれに伴う登記手続き、工事に必要な借地契約などの補償業務全般を行うとともに、取得した土地の管理等を行います。
用地取得
事業用地管理
2020年入社T.A
2020年入社Y.M
事業/業務紹介
若手職員インタビュー