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法学部卒 2020年入社 思川開発建設所 用地課 Y.M ※職員の所属等は2024年1月時点の情報
もともと利益の追求が重視されやすい民間企業で働くよりも、人々の暮らしに関わる公共的な機関で働きたいと考えていました。そうした中で、独立行政法人について調べていた時に知ったのが水資源機構でした。はじめはその名称から業務内容がイメージしづらく、少し固い印象を受けましたが、いざ説明会で話を聞くと「水害から人々を守り、毎日の暮らしに水を届ける」という、公共性が高く人々の暮らしに重要な役割をもつ会社だと知りました。そんな水資源機構で人々の日常を縁の下から確実に支えていきたいと思ったことが、志望したきっかけです。また志望理由とは別に、長く働き続けられる会社に就職したいとも考えていました。水資源機構の選考が進む中で、面接前の待機室で若手職員の方と話す時間がありました。面接の緊張がある中、そこで話をした職員のおかげで緊張がほぐれ、万全の状態で面接に挑むことができました。志望者に対してこのような配慮を行っている点や、職員の雰囲気から水資源機構の穏やかな社風を感じ、ここでなら長く働ける環境が整っていると思い入社を決めました。
現在は、栃木県鹿沼市に建設中の南摩ダム(思川開発事業)の用地関係業務を担当しており、地権者や地域にお住まいの方への事業説明や事業に必要となる土地に関する補償業務を行っています。他にも事業用地の管理業務や地元自治体との打合せなど、専門的な法令の知識や手続きが必要なものは、先輩方に教えてもらいながら業務に励んでいます。南摩ダムの建設により、栃木県や埼玉県、千葉県等に水を安定的に供給できるほか、川の氾濫などの水害から地域の安全を守る効果が期待されています。日本では蛇口を捻れば当たり前のように水が出ますが、その水をたどっていくと私たち水資源機構の仕事があり、まさしく今、南摩ダムの建設に携わっていることで人々の生活を支えている確かな実感と、水資源機構の仕事のやりがいを感じています。国内で生活していれば気に留めることが少ないようにも思いますが、人々が今日を生きられるように安定的に水を供給し、水害を防ぐことは非常に大きな社会的価値があると考えています。
ダム建設を行う公共事業者として、地域住民のみなさまと関わりをもてることが水資源機構ならではの仕事だと思います。ダムの建設は、地権者や地域の方々の協力があって初めて実現できます。逆に言えば、関係者の了承が得られなければ前には進みません。そのため、業務説明の時だけ顔を合わせるのではなく、日ごろから挨拶に伺い、密にコミュニケーションをとることで信頼関係を築いていくことや、事業説明の前には細かく話の順序を組み立て、なるべく分かりやすく短い時間でご理解いただけるように心がけています。こうした日々の準備やその積み重ねを経て地域住民のみなさまからご理解をいただけた時は、水資源機構の仕事ならではの達成感を感じることができます。今後は、水資源機構の事務職として様々な業務に携わり、用地以外の人事・総務関係など事務職として一通り経験を積んでいきたいと考えています。そして総合的な業務理解を深め、幅広い分野で活躍できる存在を目指していきたいです。
8:45-9:15
出勤・メールチェック・一日のスケジュール確認
9:15-11:00
各種資料の作成や法律等の確認
11:00-12:00
自治体との打合せ
12:00-13:00
昼食
13:00-15:00
業者に提出する資料のチェック
15:00-16:30
地権者のお宅に伺い用地協議
16:30-17:15
議事録の作成
17:15-17:30
Todoリストを作成、翌日の業務に備える
18:00
退勤
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キャリアストーリー
先輩職員に聞く、水資源機構のリアル。