INTERVIEW03

水を安定的に供給することが、地域に根付く産業やそこで暮らす人々の生活を支える

生物資源学部卒
2021年入社
木曽川用水総合管理所 管理課
O.A
※職員の所属等は2024年1月時点の情報

土木職

水資源機構を志望したきっかけと入社した理由を教えてください。

大学の授業の一環で、水資源機構のインターンシップに参加し、現在所属している管理所で業務に関わる学問的な基礎知識を学ぶとともに、巡視点検や除塵機という設備を動かす体験を行い、有意義な時間を過ごすことができました。特にそこで関わった職員の方が熱心に説明をしてくださる姿や、仕事に対して使命感をもって真剣に取り組んでいる様子が印象に残り、こんな人達と一緒に働ければ仕事を通じて大きく成長できるのではないかと思い、水資源機構を志望しました。
大学では農業土木を専攻しており、そこでは水路やダム、橋について学びました。もともと大学で勉強したことを仕事でも活かしたいと考えていたため、水資源機構の業務内容と合致した点も一つのきっかけになりました。実際に入社してからも、大学の時に学んだことと業務内容が繋がっていると感じる部分があり、水資源機構を選んで良かったと思える瞬間があります。

現在の仕事内容と、それが社会にどのような価値をもたらすか教えてください。

現在は主に、配水管理、防災、ストックマネジメントに関する業務を行っています。配水管理では、水路のゲートを操作して取水する量を調整するだけではなく、利水者からの申込をもとに、翌日はどれくらいの水量を取水する必要があるかを計算し、上流のダムに必要量の水を流してもらうよう指示します。また防災業務では、洪水や地震といった天災だけでなく、例えば上流でオイル漏れなどの水質事故が起きた場合を想定するなど、防災訓練を日常的に行い、実際に災害が起きたとしても迅速に適切な対応ができるよう準備をしています。他にも、今ある施設をできる限り長く安全に使えるよう、施設ごとに補修の必要性がある部分をレベル分けし、計画的に改修できるよう診断・調査をするストックマネジメント業務も行っています。
水は人々の生活に欠かすことができないため、実際に災害が起きたとしても、安定的に供給することが重要です。農業用水や工業用水、生活用水を送水することで、その地域に根付く産業やそこに暮らす人々の生活を支えており、胸を張って社会に貢献している仕事と言えます。

水資源機構だからこそできること、ご自身の将来像を教えてください。

水に関する総合的な知識を身に付け、「水のプロ」になれることが水資源機構ならではだと思います。現在は主に水路に関する業務を行っていますが、今後はダムで勤務することがあるかもしれません。扱う施設は違っても、水を管理するという分野において、広く重点的にキャリアを積んでいくことができると思います。
また業務に必要な資格の取得に対してサポートしてくれる点も魅力の一つです。例えば資格の取得に関する費用の負担に加え、業務時間内の勉強も許容されているので、希望をすれば様々な資格の取得を行えます。私自身も入社してからこれまで、小型船舶免許やクレーン操作に必要な免許、中型自動車免許などを取得しました。
今後は建設事業に携わってみたいです。管理に関する知識やノウハウはこれまでに学びましたが、実際に施設が出来上がるまでの工程を知らないため、構造についての理解が不足していると感じています。広い視野を持ち幅広い知見を蓄積することで、今以上に活躍できるのではないかと思います。

福利厚生がしっかりしている点です。特に休暇制度はとても充実しており、産休や育休、看護休暇などがしっかり整備されています。今後ライフステージが変わっても安心して働ける点がとても魅力的です。職場の雰囲気も良く、またプライベートも大事にできる点も魅力の一つです。

ある日のスケジュール

  • 8:45

    出勤

  • 8:45-9:00

    メールチェック

  • 9:00-12:00

    水路施設巡視

  • 12:00-13:00

    昼食

  • 13:00-15:00

    新規業務発注資料作成

  • 15:00-16:00

    監督する業務の定期的な打合せ

  • 16:00-17:15

    防災に関する社内打合せ(web)

  • 17:15

    退勤

OTHER INTERVIEWS
他のインタビューを見る
INDEX
PICK UP CONTENTS
ページトップへ戻る