INTERVIEW05

自分の仕事の先に広がる光景
それが原動力となり、大きなやりがいへと繋がる

電気科卒
2021年入社
豊川用水総合事業部 大野管理所
S.S
※職員の所属等は2024年1月時点の情報

電気通信職

水資源機構を志望したきっかけと入社した理由を教えてください。

高校三年生の頃、水力発電についての授業を受けていた時に、先生から水資源機構の名前が出てきました。その時初めて水資源機構という会社の存在を知り、就職先候補の一つとして調べ始めました。様々な企業を調べていく中で、福利厚生、特に年間休日数が他の企業に比べて多かったため、就職してからもプライベートの時間を大切にできる点に魅力を感じ、水資源機構への志望度が高まっていきました。
第一志望に選んでからは、仕事内容についても詳しく調べるようになり、他の企業のサイトやパンフレットも目を通すようになりました。多くの企業は工場でのオペレーター業務や設備を管理するだけの仕事が多い中、水資源機構の電気通信職は電気設備を通して水を管理し、延いては人々の生活を支えるという+αの魅力があり、高校で学んだ電気についての知識を活かしながら、他の企業とは違うやりがいや使命感をもって仕事に向き合えるのではないかと考え入社を決めました。

現在の仕事内容と、それが社会にどのような価値をもたらすか教えてください。

主には、障害を未然に防ぐための電気設備の点検業務や設備の更新工事のための発注資料の作成を行っています。また、私が所属する大野管理所では大野頭首工と寒狭川頭首工、各頭首工から取水した水を下流に運ぶための導水路を管理していますが、導水路の入り口には落ち葉などのゴミが流れ込まないようスクリーンを設置しており、通水阻害とならないようスクリーンの除塵なども行います。
私たちが管理した水は農業用水や工業用水、水道用水として東三河の山間部から渥美半島の先端まで広範囲に流れていきます。かつては豊川用水が通水したことで産業や工業が発展し、そこに人々が集まり、地域振興をもたらしました。豊川用水はそこに住む人だけではなく、地域全体を支える大事な水の供給源なのです。そのため自分が携わる仕事の影響力は非常に大きく、同時に責任感も伴います。しかし、配水指令に従って規定量の水を問題なく流し、年間を通して安定的に水を供給できた時や豪雨などによる防災対応など何事もなく業務を遂行できた時には達成感と共に大きなやりがいを感じます。

水資源機構だからこそできること、ご自身の将来像を教えてください。

自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できるところです。以前、研修の一環で工業見学に伺った際に「水資源機構が安定的に水を供給してくれるおかげで今の仕事ができています。ありがとうございます。」と利水者の方から感謝のお言葉をいただきました。もちろん誰かの役に立てていると思いながら仕事をしていましたが、利水者の方から直接感謝の言葉をいただいたのは初めてだったため、改めて水資源機構で働く意義を確認することができ、仕事に対するモチベーションが高まりました。
将来的には、電気通信職として多くの施設での業務を経験したいと考えています。その中でも特に大きな施設を要するダム管理所の業務に携わりたいと思っています。また、様々な事務所の良いところを肌で感じ、技術や知識を高めていきたいです。そして最終的には各種資格を取得し電気通信職のプロフェッショナルとして水資源機構の業務に携わっていきたいと思います。

転勤があるところです。同じ場所に留まっていては視野が狭くなってしまうので、転勤があることで新しい環境に身を置くことができ、たくさんのことを吸収できると思います。人間関係も新しく築くこともできますし、何よりいろいろな人と出会えることがとても魅力的です。

ある日のスケジュール

  • 8:30-9:00

    出勤・日報作成・日常点検

  • 9:00-9:30

    配水管理

  • 9:30-12:00

    関係部署からの作業依頼への対応

  • 12:00-13:00

    昼食

  • 13:00-15:30

    工事発注資料の作成

  • 15:30-16:00

    取水スクリーンの除塵

  • 16:00-17:00

    翌日の配水管理資料の作成と引継ぎ

  • 17:00

    退勤

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