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RECRUIT採用情報
工学部卒 2003年入社 木津川ダム総合管理所 電気通信課 主査 I.D ※職員の所属等は2024年1月時点の情報
電気通信職として様々なダムや用水路の設備管理を担当。2023年3月に完成した川上ダムの建設事業では電気通信設備の計画、設計、発注、管理のすべてに携わる。現在は木津川ダム総合管理所の電気通信課主査として6つのダムの総管業務に従事する。
入社1年目
利根川河口堰管理所
入社3年目
池田総合管理所 電気通信課
入社6年目
愛知用水総合管理所 設備課
入社10年目
愛知用水総合管理所 下流管理所
入社12年目
国土交通省 中部地方整備局 木曽川上流河川事務所に出向
入社14年目
関西・吉野川支社淀川本部 設備課
入社17年目
川上ダム建設所 機械課
現職
STORY 01
電気通信職の仕事は、高圧電気を受電・変電し各ゲートやポンプの動力電源として送電する強電系、無線機や光ケーブルでの通信機器により情報を伝送する弱電系、システムのソフト構築や情報処理サーバに関係する情報系の仕事に分かれます。それらの電気通信設備の管理を行うことが主な仕事になります。他にも電気通信設備の点検を行い、老朽化した設備については更新の計画や工事費用の積算、工事契約後の監督業務を行っています。同時に設備を運用するために必要となる、電気事業法や電波法などに基づく電気通信設備関係の申請手続きも行っています。また、身近なところでは各職員が使用する業務用パソコンの管理や情報セキュリティ管理も仕事内容の一つとなります。電気通信設備と一口に言っても施設ごとに管理している設備が違うため、それぞれの設備やシステム構成に関する資料や図面をしっかり把握し、万が一障害が起こった場合も即座に対応できるよう、準備をしておくことが非常に重要になります。そのため様々な電気通信設備に触れ、その時々で設備に関する理解度や経験値を増やすことにより、仕事に対する工夫や発想が生まれてくるものと考えています。
STORY 02
一つ目は入社3年目に経験した池田ダムでの交代勤務※です。月に2回ほどダムの管理所に泊まり込み、1人で夜間のダム管理を担当し、下流に必要な水の補給量計算や降雨時におけるゲート放流初期操作を行います。ダムのゲートを開けるためには、関係機関への事前連絡やサイレン吹鳴等が必要であり、その手順が遅れるとダムの水位が上がってしまうので緊張感の中業務をしていましたが、この経験を通じてダム管理に対する意識が高まったと思っています。二つ目は川上ダムでの建設事業です。建設現場は他の管理所とは違い、既設設備が何もないゼロから設備を作り上げていく必要があります。その過程で必要な電気通信設備の計画から設計、発注、工事監督を一通り経験しました。土木工事、建築工事、機械工事など建設現場では多くの工事が同時進行で進むため、多数の工事業者との調整や工程管理等、貴重な経験を積むことができました。無事に担当工事を完成させることができたことは、その後の仕事に対する大きな自信に繋がっています。 ※交替勤務を実施しているのは池田ダム(池田総合管理所)のみです。
STORY 03
水資源機構が開発した水を利用する人口の割合、工業用水の工業出荷額に対する関連比率が高いことからわかるように、非常に社会貢献度の高い仕事に携わっていると感じています。日々の業務で苦労を感じることも多くありますが、「与えられた環境で一生懸命頑張る」ことをモットーにこれからも仕事に向き合っていきたいと思います。今後は専門知識を深めるためにも第二種電気主任技術者の資格取得を目指しています。この資格を取得することで、5万ボルト以上の特別高圧設備を管理することができるようになり、仕事の幅がより一層広がります。また、キャリアを積んでいくためには部下のマネジメントに加え、関係者との調整能力が必要になるため、個人ではなく組織やグループとして成果が出せるよう広い視野で業務に励んでいきたいと思います。その中で、これまで培ったことや経験したことを若手職員にも伝えていき、成功体験を積み重ねて自信と経験を身につけてもらえるようにサポートをしていきたいと思います。
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若手職員インタビュー
先輩職員に聞く、水資源機構のリアル。