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RECRUIT採用情報
農学部卒 1993年入社 筑後川下流総合管理所 福岡導水事業所 工務課長 F.M ※職員の所属等は2025年1月時点の情報
土木職として水路の調査設計や工事、利水者との調整など幅広い業務を経験。技術系女性職員として初めて子育てをしながら勤務。現在は水路の耐震対策等をすすめる事務所の工務課長として、発注する工事・業務の設計審査や契約手続き等を担っている。
入社1年目
愛知用水総合事業部 長久手支所 工事課
※第一子出産 1回目の育児休業取得
入社8年目
中部支社 管理部 利水連絡調整室
入社11年目
豊川用水総合事業部 管理課
※第二子出産 2回目の育児休業取得
※第三子出産 3回目の育児休業取得
入社17年目
筑後大堰管理所 管理課
入社20年目
両筑平野用水総合事業所 管理課
入社23年目
筑後川局 施設管理課
入社28年目
筑後川下流総合管理所 管理課
現職
STORY 01
私が所属する筑後川下流総合管理所福岡導水事業所では、筑後川の水を流域を越えて福岡都市圏と佐賀県基山町の水道用水として送る福岡導水の管理を行っています。福岡導水は完成後40年が経過していますが、これからも安定して水が供給できるように古くなった施設を更新し機能の回復を行うとともに、大規模な地震にも耐えられるよう耐震対策も含めた大規模な改築事業を行っています。 私が課長を務める工務課では、改築事業に必要な予算の管理や、福岡導水事業所で発注する工事・業務の設計審査、契約手続きを行っています。工務課は実際に費用を負担していただく国や利水者、また水資源機構の支社、本社との窓口としての役割があり、対外的な説明が求められる部署にもなることから、予算の使い道や、事業の進捗状況等わかりやすく説明することに心がけています。
STORY 02
入社7年目に中部支社の利水連絡調整室に配属になりました。利水連絡調整室は、文字通り水系全体のダムや河川の状況を把握し、河川から取水をしている利水者や河川管理者である国土交通省等と協議・調整を行う部署です。当時上司からは、『ダム→河川→水路→利水者へという水系単位での水の流れをイメージして、国、県、利水者と立場の違う方々と協議をする中で最適解を導き出すよう意識すること』とアドバイスを受けました。、仕事を進める上でフラットな立場で意見を聞いて、水資源機構としての考えも伝えながら、関係者で合意できる最適な着地点に導いていくことの重要性を学びました。当時忙しさで目の前の仕事を単純にこなしている状況だった自分にとっては、上司の言葉が心に響いた記憶があります。配属された当時は渇水状況が長かったこともあり利水者との調整は大変でしたが、無事渇水状況を乗り切った時は、自分が人々の役にたっているんだと実感できました。前年に出産し育児と両立しながらの仕事でしたが、それを乗り越えて現在まで仕事を続けられているのは、周囲の方々の理解と自分の仕事が人々の役に立っているという充実感があるからだと思います。
STORY 03
技術系で子育てをしながら働く初めての女性職員だったこともあり、育児休暇から復帰した当時は子供の関係で休むことも多く、周囲の皆さんが忙しく仕事をされているため、会社に貢献できていないのではないかという意識にさいなまれることも多かったと記憶しています。現在では、ワークライフバランスの実現などの取り組み推進など、当時とは働く環境が大きく変化し、女性も男性も育児休暇を取得でき、子育てしながらの仕事が当たり前となりました。より一層仕事と家庭が両立しやすい職場となるよう経験者として、仕事と家庭の両立を行っている職員の手助けができればいいなと思います。デジタル技術による仕事の効率化も進んでいますが、百聞は一見にしかず。工事現場や管理の現場で直接モノを見る、実際に現地で経験することも大事にして欲しいです。若手職員がそのような経験を身をもって体験できる職場環境を提供することも大切にしていきたいと考えています。
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若手職員インタビュー
先輩職員に聞く、水資源機構のリアル。