CAREER STORY02

「失敗」と感じるほどの努力が糧となり、今、そして未来の自分をつくりだす
土木職

農学部卒
2001年入社
本社 水路事業部 設計課 課長補佐
Y.H
※職員の所属等は2024年1月時点の情報

2001年に土木職として入社しキャリアをスタート。その後は各事業所や管理所でダムや水路に関する幅広い知識を習得。現在は本社水路事業部設計課の課長補佐として、これまで培ってきた知見を活かしながら日々の業務に勤しむ。

MY HISTORY

  • 入社1年目

    愛知用水総合事業部 第二調査設計課

  • 入社4年目

    川上ダム建設所 工事課

  • 入社7年目

    中部支社管理部 施設課

  • 入社9年目

    農林水産省 農村振興局整備部 水資源課に出向

  • 入社11年目

    本社水路事業部 設計課

  • 入社17年目

    利根導水総合事業所 見沼管理所

  • 入社20年目

    愛知用水総合管理所 設計工務課 課長 管理職に昇格

  • 現職

STORY 01

現在の仕事について

現在は水路施設の設計・施工基準等の検討、本社で発注する工事の審査、監査対応などを行っています。基本的に水路の改築、耐震工事などは各事務所で発注・契約しますが、規模が大きい工事に関しては、本社での発注・契約を行います。そのため各事務所で作成した設計内容の審査やその後の契約手続きが設計課の主な仕事となります。また、工事に必要な技術指針の作成や、必要があれば実際に工事予定地へと赴き、現場の視察なども行います。今の仕事はこれまで経験してきた仕事とは少し異なりますが、これまで培ってきた知見やノウハウが非常に役立っています。
また、私が所属する本社水路事業部には4つの課があります。特に設計課は部の窓口のような立ち位置にあるため、本社内の異なる部署とのやり取りや各事業所の所長との会議など、たくさんの職員と関わる機会も多く、忙しさもありますが、それ以上に充実した毎日を送れていると思います。

STORY 02

ターニングポイント

入社7年目に中部支社の施設課で管内の防災業務に関する業務に携わっている時に、道路が冠水するほどの大雨が降りました。私たち水資源機構の仕事は自然を相手にするため、大雨や震災といった自然災害が直接的に影響することは分かっていましたし、もちろん、そういったことが起こった際のマニュアルも整備されています。ただ実際にその様子を目の当たりにしながら現場とやりとりする中で、人々の生活を脅かす自然災害が現実に起こりうること、それに対応することの大事さを実感し、水資源機構の仕事の意義を再確認する経験になりました。同時に、今自分が向き合っている仕事がいつかは何かの役に立つと思いながら業務に取り組むようになり、仕事に対する意識も変わりました。
また、これまで多くの失敗を経験したことも一つ転機になっているかなと思います。もちろん失敗してもいいとは思いませんが、失敗したと思えるのは、「真剣に一生懸命に取り組んだ結果」だと思います。そのため、失敗や落ち込む経験が多い人ほど仕事の面では良い経験ができているのではないかと思います。

STORY 03

これからについて

水資源機構の仕事はもちろん「水」に関することがほとんどですが、業務内容は多岐に渡ります。そのため何か一つのことを突き詰めていくという意識はあまりなく、異動の都度、そのときに必要な知識を身につけて業務を行うように継続的に意識して取り組んできました。
幅広い業務に携われることで、様々な職員の考えや意見を吸収できたり、実際に現地施設で “もの”を見ながら働くことができます。こういった経験は、仕事をするうえでの感覚を養うだけではなく、自分の中にある好奇心へと繋がるきっかけをつくり出してくれます。それがやがて「もっと知りたい」や「勉強してみたい」という意識に変わり、自分の視野を広げ、仕事に役立つものになります。そういった機会を多く持てるのは水資源機構で働く魅力の一つであると思いますし、今後はそういったきっかけを与えられる人間になっていきたいです。
水資源機構は、水資源を供給し、洪水被害を防止・軽減することによって人々の生活に寄与するという使命があり、社会的に意義のある仕事を行っていると思います。これからも真剣に業務に励んでいきたいと思います。

水資源機構は学生時代の専攻分野や知識を生かして、様々な業務に携わることができます。全くはじめての業務であっても必ずどこかで繋がっており、自分の知見が役立つ時が来ます。そのためにも、やはり好奇心をもって仕事をすることが大事だと思いますので、まずは興味を持つことを大切にしてください。
水資源機構はやりがいのある職場だと思いますので、是非機構に来ていただいて、一緒に仕事できることを楽しみにしています。
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